2021年12月29日水曜日

Hagi

今年もあと数日なりましたが、当店は30日午前中までの営業です。んで、「追い込み」ってな感じの慌ただしい毎日を送っております。故にブログもインスタも更新ならずで。
仕事しながらの正月準備もそれなりに愉し。晴れの器や一張羅を自室に並べ準備も万端に。そして京都の『花屋 みたて』さんから取り寄せた根曳き松も店先で依り代に。

もうすぐ今年も終わる。



行き当たりばったりで(休暇中に)どっかへ出かけるでしょうが、近場でも遠出でも自然の中でのお茶は毎度のルーティンなのね。今年はどーすっかね?凍てつく深山の古刹でも行くかな。
帯同はこちらさん。李勺光の流れをくむ家柄であり、その名跡を継ぐ目前の54歳で逝去された坂田慶造氏の湯呑です。ボクは冬の筒茶碗に転用しています。茶碗は小ぶりが好み、なぜなら旅荷は最小限に収めたい。それに掌にスッポリ馴染む安心感と言うかいじらしさと言うか。仕覆にバスケット(茶籠)ではなく、ビクトリノックスのバッグを茶籠に見立てて持って行きます。
萩の七化けと言うけれど、亡くなられて17年経ち確かに少し化けてきた(よーな)。カイラギが泣けます。

明日小雪 夫の旅荷を ひとつ足す (渡邉きさ子)

2021年12月23日木曜日

Nitroglycerin

子供の頃から現在までオムライスが苦手であります。酸味のある甘いケチャップがどうしても「美味くない」ってな感じで。なのに今、毎朝デルモンテトマトジュースの450gを朝飯前に。ケチャップみたいに濃いリコピンリッチってやつです。還暦を過ぎるとね、それまでの自暴自棄な生活習慣に耐えてくれていた肉体も悲鳴を上げるんだな。ときどき起きる狭心症発作対策で飲み始めたトマジューだけど、予想していた以上にリコピンは良いみたいです。とは言っても「ニトロペン」は手放せないけどね。

一昨日、お医者様から「やっと(血液検査の)数値が危険水域から出たところです」と褒められたよーな、脅かされたよーな。
体重も最大106㎏(4年前)だったのを80㎏後半までどーにか落とし、人生「太く短く」から「細く長く」に移行中でございます。




2021年12月20日月曜日

2022 CALENDAR②

カレンダーの配布が終了いたしました。インスタ恐るべし、、、お顔も存じ上げぬ遠方の常連さんからも「カレンダー送ってぇ」とご連絡いただいたり、店でも「毎年待ってるのよ」と喜んで頂けたことに感謝感激の数日でした。去年よりマッハに終了してしまったことに、今あたふたしている私共でございます。お届けできなかったお客さま、ゴメンなさ~いお許しを。


過去の作品でいちばん壺な作品でっす。

2021年12月17日金曜日

On

    

70年代前半かな、リーガルのRマークやトップサイダーのデッキから布製ズックの愛用者でした。それが還暦過ぎても変わらないボクのスタイルだったもの。メーカーだけはspring courtやアディダスに移行したけどね。
超アナログを気取ってきたけれど、やっぱり寄る年波にはかないません。布製は雨に弱いし汚れやすく、足を包んではくれるけどフィット感に劣り疲れます。最近は軽さや歩きやすさで『On』オンリーでやっとります。
着心地からデニムもストレッチ素材になり、ボタンダウンも「シワの美学」よりノンアイロンに替えました。当時身に着けた頑なな『TAKE IVY』魂もどこへやら。

だってさ、ちょっとしたことだけど生活しやすいんだモン。





2021年12月13日月曜日

2022 CALENDAR

2021年もあと少しとなりましたねぇ。今年もコロナに始まり、やっと終息の気配を感じた矢先に今度はオミクロン株だとさ。
でもね、クリスマス近しですねぇ。昨日の銀座は人人人で大混雑でございました。スーパーブランドの入場制限有りの景気の良さに、無縁のワタシはオッたまげてしまいました。デパもホコテンも人々が楽しそうでね、「もう頼むからコロナよ消えてくれ」と願うばかりです。




2022の当店のカレンダーが出来上がりました。今年もイラストレーターD氏とのコラボによる限定カレンダーとなります。普段からお世話になっております皆々様方にですね、少しでも喜んでいただきたく当方からのささやかなプレゼでございます、ハイ。

数に限りがございますので、お早めに申し付けくださいませ。


2021年12月11日土曜日

Galileo

   

最近の晩酌でのBGMは、YouTubeで機長(パーソナリティ)が城達也時代の『ジェットストリーム』をよく聴きます。
海外旅行など夢のまた夢だった1970年代半ば当時、FM東京の深夜放送で聴いていた『ジェットストリーム』は憧れの非現実でありました。時を経て初めて赤道を越えたとき、あの「遠い地平線が消えて 深々とした夜の闇に心を休める時、、、、、」が聴こえた(気がした)もの。なんてね。

コロナ禍飽きたぞ、海外行きテェな。

アードベッグが好き。中でもガリレオが好き。ヴィンテージ故に最近は値上がりが激しくてねぇ、ラベルのロケットに搭乗するのは「たま~に」だけどね。へへ、浪漫だろ。
DEAN & DELUCAのプルーン菓子が秀逸な酒肴となっとります。先週に彦十女史から頂いて知り、ただ今3箱目と。





2021年12月6日月曜日

Mishima

昨日(12月5日)、「お歳暮の手配で日本橋高島屋まで」と出かけたのだけど、四谷まで走ったところで気が付きました、財布を忘れてきたことを。なんテェこったい、川越まで戻って出直しましたよ。おかげさんで昼飯抜きで二往復いたしました。どんどんトホホな60代。
だいぶ以前に予約していたポン酒も届き、「神茂」の鳴門巻きで晩酌を。値段は高いが、ここの鳴門は上等な練り物なんだもの。山椒風味の黄身酢で。こんな宵はとっておきの皿で愉しんでみる。明治以前に肥前で焼かれた古高田焼(八代焼)の白象嵌された「三島手」で。

どーよ、ボクの審美眼は。