2008年12月31日水曜日

Vinpicoeur

銀座で12月30日にも営業している店、その狭い店内のL字カウンター、
オジらと角を挟んで隣同士、40代位の雰囲気ある二人の紳士が呑んでいた。
その片割れさん、(ワイングラスをブランデーグラスの様に持っていた紳士)
ファッションはイケてる(クオリティー高)、時計は高級(多分パティック)、
非の打ち所の無いセンスをお持ちだが、ただ切ないことにカツラが安い。

ビール→シャンパーニュ→ズッシリ系赤(ボルドー)と、
進むにつれて自然と大胆になるオジ、談笑するのに友人たちの方を向くたび、
オジの視界にもれなくカツラが入ってしまう。
ゴム風船に海苔を糊で貼り付けた様なヘアー、ついつい視線を集中させちゃう。
     (どーゆー仕組み???・・・)
慣れているとは思うけど、ごめんなチャイね。(もう釘付けよん)

「まずは腹拵え!」と、出向いた超換気の悪いフレンチバーベキューのお店。
そのくどい煙にすっかりオジ遣られちまいまして、(クックッ苦し~酸欠じゃー)
食事半ばで一人退店の憂き目に。(あ~ん、ウズラもフォアグラも食ってねーよ)
一緒した二人が食~っちゃったよ、俺の分のロールケーキまで。(恨)

     グレンタレット

はしご二軒目のBAR、『ODIN GINZA』で呑んだ『GLEN TURRET』(古酒)っす。
  (獣臭&オイリー、これ大~好き)

2008年12月29日月曜日

予定

今年もあと二日、どことなく住宅街に静寂が訪れました。
仕事もあと一日、明日の夜は銀座で呑むぞーい!(嬉し)

まずは『ODIN GINZA』、その後は友人たちのセレクトで遊び、
最後に『STAR BAR GINZA』で今年の銀座ナイトはお~終い。

でも予定は予定であって、呑んだくれオヤジたちの奇異な行動は、
やっぱ予測は不可能ですね。(明晩は何処に流れて行くのやら)

昨日、娘と銀座へお買い物に行ってきました。
年の瀬の街は驚くほどの人で溢れ、不景気が嘘の様でしたね。

中央通りを歩いていると、
『銀座松屋』の松飾を江戸鳶さんが手直しをしていた。
買い物客の流れの中で、本藍半纏の粋な立ち姿は重厚な存在感でしたね。
時代は変われどさすがに銀座、江戸の本流も生きておりました。

   キャスケット

昨日、新宿『伊勢丹』で丁稚どん風キャスケットを入手!
明日はコレで銀座を闊歩。(予定)

2008年12月28日日曜日

まどろみの朝

「おおお・・・・・・」

今朝、朝風呂に入るとき体重計に乗ったら、な・な・なんと93㎏を表示。
       (二ヶ月前は104㎏)

「オジって凄くねぇ~?」

当時(十年位前)「痩せたら着よう」なんて思い、
買ったまま箪笥に眠っていた、千鳥格子のパンツが無理なく穿けたではないか。
        (トラッドなので今着てもOK)

銀シャリ好きのこのオジが、炭水化物を最小限に抑えただけでこの結果。
  (野菜や魚などで食事量は変わらず、但しお鮨は別)
尾籠なお話だが、トイレ(大の方)の回数の減ったこと減ったこと、
如何に今まで、この肉体が無駄にウンコ製造機だったコトか!
  (痩せるコトはECOっすねぇ~)

今日はまずは新宿『伊勢丹』、その後は銀座で洋服買いっす。
一昨日縮毛矯正もしてきたし、後は美容整形に行くだけじゃん。

   『Yes!高須クリニック』へGO・・・・・(嘘)

     朽ちた純喫茶

        こんな写真はいかが?

2008年12月26日金曜日

DNA

「俺は親父の歳まで生きられるかなぁ~」(・・・・・しんみり)

なんて呟いていた、若かりしオジの親父を憶えているオジ。(?)
ただ今76歳、祖父の享年を軽~くクリアしてから早16年、
たまに作業場に来てはシニカルに悪態をつき、豆助と戦に明け暮れているパピー。
(まだまだ、当~分このまま生きそー)

そんな親父を横目で見ながら、
やっぱオジのDNAは、間違いなくこの人からだわ!なんてね。(納得)

今日、先日取ったポリープの組織検査の結果の日でした。
先生がカルテを見て、「えーと、良性ですね!」でした。(ホッ)
(なぜかTOKIOの『宙舟』を思い出したオジ)

やっと本日、ウヰスキーが解禁の運びとなりました。
    (秀樹万引き、じゃなくて感激)
喜びの日には意味も無くコレ!

     サマローリ-samaroli-

アーデニッスル1991年・2006サマローリ新ボトリングだよ。
アイラのバッテッドモルトです。(メインモルトは多分ラフロイグ)
アルコール度数:45度・蒸留年:1983年・熟成年数:23年
日本入荷わずか90本だぜぃ。 

今日は、ゆっくり噛み締めるように呑みました。 

2008年12月21日日曜日

Nostalgic

今日は豆助と、本人には告げず元弟子の家に行ってみた。
配達に出ていて会うことは出来なかったが、
ご両親&お嫁さんと談笑し、楽しい時を過ごさせて頂きました。

それで終わらないのがこのオジ、お楽しみである初めての街での食道楽です。
内陸部のその地方都市に、評判の鮨屋さんが二店あると聞いたからには・・・・・
神田『鶴八』の田島さんと同じ店で修行した『美家古鮨』さんと、
銀座『久兵衛』出身の『おばな』さんがそれで、ナビを頼りに行ってみました。

(マジ~・・・どちらも昼の営業は無、だそーです)

致し方なく豆助と散歩に出ると、地方の街の悲しさよ!
道行く人も疎らで、商店街も活気が無いどころかゴーストタウンになっている。
いたる所でシャッターは閉まり、
借り手の無い店舗は、朽ちるままにうっちゃらかされていた。

ただそんな街ゆえに、時代に置き去りにされた様なお店も発見!
失礼な言い方だが、一か八かで扉を開けた。

 館林・魚恵寿司 神棚

棟割長屋の角で、小店ではあるが昔の寿司屋然の風格、(後で訊いたら築130年)
古い時計も現役で、握る親方の後ろには銭形平次宅の様な神棚もある。
(古いモン好きのオジには、最高の空気&空間)
小肌の〆方や煮蛸など、その仕込み仕事にオジ、ホンワカ嬉しくなりました。
電球の灯りも懐かしく、もし旅の夜にこんなお店で過ごせたら、深酒必至ですな!

2008年12月20日土曜日

無題

馬鹿は風邪を引かぬと云うが、週の始めから大風邪ひいてヘタこいてしまった。
それでもオジの甘いマスクから奏でる(?)ハスキーボイスはお客様に好評で、
いっそこのままでもよいか!なんて考えてる、何の予定も無い土曜日の夜です。

この時期は仕事もピーク、五十肩の痛み位で泣き言も言ってられぬ。
どーにか一週間を乗り切り、「ホッ」と身体の力も抜けてゆく~!

今日は次女は終業式、すでに彼女はクリスマスのお買い物モード全開で、
オジを見る目が高橋真琴様の描く女の子みたいで怖い。(キラキラ・ウルウル)

     高橋真琴

2008年12月16日火曜日

Sigh

一昨日六本木に向かう首都高でのこと、
高島平辺りで抜かしたオジと同じメーカーの車が、(真っ赤)
何を思ったのか、オジの車にピタマークで付いて来るではないか。(うぜ~ぇ)

ヘタすりゃ1mを切る勢いで張り付いて、抜かすチャンスをうかがっている感じ。
ETCもオジは流れのままに通過するが、ヤツは激しくコースを変えて攻めてくる。
が、運が無いのかオジの後方から抜け出せないまま。(オジ気持ちいいゼ)
やっと護国寺を過ぎたカーブ(追い越し禁止)で、
黄色いラインを無視して前方に出て来た。(オメデトウ御座います)

「フ~、やっとこれでノンキに走れるわ」なんて思ったら、
「なんとっ!」そ奴はオジの前で減速し、「ありゃー」挑発してくるではないか。
(あの~その車両価格で、このオジにカーチェイス仕掛けるワケ?)

うふふ、加速とコーナーの安定性が違うのよん。(ブウォー)
軽く捲ると、そ奴は凸版印刷手前でケツをフリフリ横並び、(若造、シツコイぞ)

何気にさり気に視線を送りゃ、アラッ!ペコリ的な笑顔でこっちを見てた。
これってもしかして、オジが若造に遊ばれたの?

左車線のオジは、そのまま飯田橋で側道へ。(おにぃちゃん、気をつけて行きや)

   アンティーク エンピツ


  

2008年12月15日月曜日

旨いモンは、その旬に適量を回数で味わうか、
それとも一度に爆食して、シーズンを終了するか・・・・・

ハイッ、オジは後者でありんす。
昨晩は、銀座の焼き鳥店『バードランド』の和田夫妻&友人のヒロミ様と、
師走の六本木で河豚ナイトでした。(まぁプチ忘年会ってトコ)
裏路地の名店、『味満ん』さんでの腹十五分目の小さな幸せっす。

      「お~ほっほっほっ・・・!」

     ヨッ!シラコ大統領

先日のお医者さんに、
「あの~忘年会なんすけど・・・・・」って訊いたら、
「今暴飲暴食すると、胃から鼻血ブーやでぇ~」(?)なんて脅かされ、
オジだけ鰭(ヒレ)酒無しで、ミネラルウォーターでの晩餐でした。

良き店だから日頃の憂さを忘れさせ、
楽しき友人だから時の経つのも忘れさせる。
てなワケで、眠気が襲う週の始めの月曜日っす。

2008年12月14日日曜日

Daughter

    クリスマス飾り
       昭和30年代の付録(クリスマス飾り)

次女(高2)とは代官山でも銀座でも、
オジ「行くかぁ?」
次女「行く~」
って間柄であります。(まぁ、ただの金蔓ってコトも)

今年から一人暮らしを始めた長女と、
一昨日の深夜に久しぶりに長い時間話をした。(他愛のない内容ですが)
思春期位からオジとは外出する事も無く、生活会話以外は喋らない父娘でしたので、
なんとなく楽しい深夜でありました。
子供って人生をエキサイティングにしてくれますね。

時は金なり

     オルゴール時計(セイコー)
     精工舎の初期型オルゴール時計(1950年代)

ナニ?この忙しさ、まぁこの時期は年末の書き入れ時ですからね。
起き抜けに、頭に描いたその日のシュミレーションはことごとく外れ、
昨日の朝食もAM11:00で昼食と一緒になっちゃった。
どんなに不景気でも、人間は食べなきゃ生きられぬ、
『食』のお仕事の良いトコっす。

「来た~」
ただ単純に喜んで良いのか悪いのか、時は今円高だぜぇ。
いろんなモンで、円高還元セールの文字が躍り始めましたね。(チャンス)
オジの場合、シングルモルトのニューリリースでは結構実感ありますモン。
なのに世間じゃ不景気ムード一色、勿体無いと思うけどなぁ~!(今が買い)

なのによ、つい先日の原油高騰の折、オジの商売の仕入れもオール値上がった。
石油関係しかり(パックやハッポースチロール)、
なぜか油揚げ用のごま油に至っちゃ、「マジかよ!」って値上げだった。
ガソリン関係が値下がりしたのに、どいつもこいつも無言を通してやんの。
   (おまんら、ホントに景気が悪いのかぁ~)

なんてね!不景気なんてブっ飛ばせ!

2008年12月10日水曜日

Polyp

昨日の夜から何にも食べとらん。

だって、本日午前中に胃カメラだったんだもん。

15年前位前に受けたソレは、
モ~今だトラウマになるほどの苦痛の極みだった。

なもんで、今回は別のクリニックでチャレンジ一年生っす。
(ここは、麻酔で眠っている間に全部終了とのことでしたので)

確かに、穴の開いたマウスピースみたいなモンを咥えると同時に、
アリャ!記憶が無くなった。

「まぁ、胃は大丈夫でしょう」なんて高を括ってたけど、
覚醒して分かったことだが、数箇所ポリープを切除してあった。

途中でマウスピースの隙間から漂う、
モツ焼きの匂いでちょこっと目が覚めたが・・・(腹減った!またZZZ・・・)

この歳でピロリ菌も無し、(よろしかったら、Kissは何時でもOKよ~ん)
実に快適な胃カメラにチョイ安心いたしました。
   
ただ、少し心配な出来事が・・・・・
麻酔を打つので、皆さん終わった後小一時間はベットで爆睡しております。

その中の一人のおじさんが、唐突にエグい寝言を発してしまってた。
ナースさんは笑ってたけど皆ビックリ、
「麻酔って無防備で怖い!」オジはダイジョブだったでしょうか?
   (秘めてるコトが多いもんで)

   THE CINNAMON CLUB

今日届いたシングルモルト、
Glenlivet[1975]30years『The Sinnamon Club』っす。

「シナモンちゃ~ん」と云っても、
オジから観て「なんで貴女がこのポジション居るワケ???」
そんな川島なお美嬢の犬っころじゃ御座いません。

ロンドンのモダンブリティッシュレストラ ン、
「The Sinnamon Club」のシナモンちゃ~んです。
グレンリベット、それも30年のヤツっす!

今年中には、飲酒が再開できるとは思うけど・・・

2008年12月9日火曜日

邂逅

こんなオジでも若い頃、『逃がした魚は大きい』って経験は多々あった。
過ぎてからその想いは一段と募るモンで、
思い出しては激情の後悔の嵐でありました。
ある時はその面影を探し街を彷徨い、ふっと見かけた似た姿に心を震わせ、
「やっと逢えたね」なんて涙目で近づけば、残~念『似て非なり』でまた涙した。
  (と言っても女じゃねーよ)

出会いやご縁は時の運、今では目の前を通り過ぎてゆく運を逃さぬように、
小銭に物言わせ(後先考えず)、後悔のない人生歩んでます。(常に金欠)

1954年のLIFE誌の広告に載ってた腕時計が、

「アリャッ!」

オークションに出品されているじゃねぇーか!

「コレ頂戴させて、いっただっきまぁーす!」

    (即決落札またゲッチュ)

  エルジン

凹凸のハニカム文字盤 (ワッフルダイアル)も素敵な、
エルジンの高級ライン『LORD ELGIN』の腕時計です。
それもオールオリジナルで、ミントコンディション(新品同様)の品っす。

アメリカ合衆国の高級時計メーカー『ELGIN』が、
終焉を迎える十数年前の製品です。
1968年、時計メーカーとしてのELGIN NATIONAL WATCH CO. は、
100年の歴史に幕を引きあっけなく消滅してしまった。

(現代のELGINは、安モン専門のまるっきり別のメーカーっす)

2008年12月7日日曜日

しるばぁえいじ雑誌

エラそーに自分を語りゃー、
『定番モンや、流行も遥か昔に終わってる絶滅危惧種モンを、
 今の時代にカッコよく生かして楽しむ』
それが豆腐屋オジの生活のお愉しみなのです。

創刊当時の『POPEYE』はオジ世代にとっては懐かしいが、
当時のクリエーターたちによって、『Oily Boy』なんぞ雑誌が出版された。

   オイリーボーイ

待ってました~

まぁ、オジ的には当時(1976年)は違う方向性でしたので、
『POPEYE』は本屋でパラパラぐらいでしたが、
やっぱ、リアルタイムで知っておりますんで、発売は心待ちにしておりました。

なにしろマガジンハウスですので、
アグレッシブに今の『オチャレなジジイの世界』が展開されていると思ったら、

なっ、なっ、ナニこれ~???

『CASA BRUTUS』的ビジュアルを想像していたら、まーんま当時の表現でした。

同窓会的に楽しむんならOKだけど、これじゃー時間が止まったままじゃん!
大部分のページのレイアウトも紙質も大昔の雑誌っぽく、
(あえて狙ったみたいだけど???安っぽー!でも¥980)
記事も『サライ』っぽいトコや、『いきいき』抜粋的のモンもある。

モデルの『北上 純』は、相変わらずナイスな雰囲気なんですが・・・

何も無理に懐古に行かなくてもいいと思うんだけど。(悲し)

♪悲しくて悲しくて とてもやりきれない
  このやるせないモヤモヤを 誰かに告げようか~♪

   ロンソン

また買っちゃった!『RONSON』PAL シガレットケース&ライターっす。
            (1950年代)

2008年12月4日木曜日

Risk

今週の月曜日に血液検査の結果を聞きに行ったら、
なっなっなんと、悪玉コレステロール値のお高いことったら、
もうオジの血液はマヨネーズみたいなモンですと。(ドロリんちょ!)

先生「えーとね、コレステロールの多いのは・・・・アンキモはダメよ」

  (昨日『ととや』さんで食った)

先生「あとね、うなぎも多いから止めてね」

  (一昨日お酉様の帰り、浅草の『小柳』で食~っちゃったよ、
                       うな重の特上&白焼きを)

先生「タラコとイカも今は食べないで、あと卵と・・・・・・」

  (今朝のおかずはタラコ一腹だった、それも三越謹製の特大)

オジはこの先、何を食べて生きていきましょうか?

     Kodak・Brownie HAWKEYE

最近こんなん買いました。
『コダック ブローニー ホークアイ』っす。(1950~1961)
ど~や、可愛いでっしゃろー、デッドストックやでぇ~!
あっ、カメラで思い出したよ、今度は胃カメラだぁ~!(nervous)

2008年12月2日火曜日

長い物には巻かれる体質

「政府のばら撒き政策は、ただの人気取りでけしからん!」が八割で、
「でも2万円頂けるのなら、それは頂く!」も八割とか。

「なんじゃ~ソレ???」

文句は言うけど、貰えるモンは貰うわけ?
(変なの!素直に貰うか、断固断るか出来んのかねぇ~)
この頃の日本人には気骨が無いねぇ!
(そう云うオジなんて、最初っから骨抜きだもーんね)

だって2万円あれば、コレ2本買えるじゃん!

   Springbank
          スプリングバンク17年
      ゴールド・ファウンダーズ・リザーヴ

そうは云っても、高速料金が安くなったり無料になったら、
皆さん一般道より高速道路使うよねぇ?(想像ですが)
そうなると、きっと渋滞で高速道路じゃなくなっちゃう。(渋滞大キライ)
オジ的にはそっちの方が心配、今日も眠れんわ。

2008年12月1日月曜日

ラグジュアリー

昨夜は東銀座の『ととや』さんでお鮨の夜でしたが、
いつもと違いちょ~っとしんみり気分でお邪魔しました。
だってよ、お茶でお鮨なんてねぇ~!(身から出た錆び)
でも一緒したK君がその分呑んでくれたので、それで良しといたしましょう。

厚切りアンキモ、コレステロールの塊だけど超美味でした。(つっ、痛風が・・・)

見慣れぬ青年がカウンターの中に???

店主の19歳の倅さんが、見習い小僧でぎこちなく働いてた。
父と子の、見ているこっちまでこそばゆくなる光景に、
なんとなくほくそ笑むオジでした。(これからが戦いだねぇ~フフフッ!)
 (他人事ですが)

いやぁ~綺麗だわぁ~、この時季の夜の銀座。
人の数も多いし、イルミネーションもすっかりクリスマスバージョンです。
長い間覆われていた工事の幕も取れ、和光も美しくライトアップされてる。

   和光

後ろに目をやれば、「ありゃ!お久しぶり~」その子ちゃんが頭上で微笑んでた。

   SONOKOちゃん

2008年11月28日金曜日

60Vintage  Ⅱ

12月も近し、クリスマスに向けて少し夜の街も活気付いてきたかもね。

赤信号で止まってると、オジの車の前を楽しそうに手をつなぎ、
足早に横断歩道を渡ってゆくカップルたち、
思わず「若いっていいなぁ~」なんて呟いてしまった!
そんな49歳、ナイスミドルのオジでした。

クリスマスに胸ときめいたのはもう随分前のコトで、思い出せもしないや。

♪恋人がサンタクロース 本当はサンタクロース・・・・・・・

まぁ昔の街場のスナックじゃ、クリスマスパーティーなんて名ばかりで、
今考えると恥ずかしや、三角帽子に鼻メガネ着けさせられ、
呑み放題と云っても、ご祝儀価格的お高いセット料金とられたっけなぁ。
その酒もボトルはクルボアジェのナポレオンやホワイトホースだったけど、
中身はまったく別の安酒で、ミネラルも瓶使いまわしの水道水だった!
   (そんな優しい時代でもあったのよ)「んっ?」

緑の液体に立てられた、ポッキーチョコも懐かしや。 

年季の入った筋金入りのママさん、
その日に限ってドレス着て、『ホワイトクリスマス』を歌ってたっけ。
        (8トラで)
♪I'm dreaming of a white Christmas ・・・・・・・・

確かサパースナック『恋溜め』なんて店名だったと・・・(おぼろげな記憶)

♪そんな時代も あったねと・・・・・・・(んー、ベルエポックやー)

   昭和30~40年代・クリスマスオーナメント

去年は気張って『MoMA』製のオーナメントなんぞ買ってしまったが、
今年は昭和のツリーで勝負じゃ!(どーだ、参ったか、シュールでっしゃろ!)

2008年11月26日水曜日

机上の世界

やっと体調は戻ってきたが、まだまだ飲酒は控えてる。(慣れてきた)
(呑む約束をしてるF君、もうちょっと待っててや!)←私事

一人でBAR宗愚で呑むときは、
TVは止めて大好きなBGMだけでユルユルと過ごします。
少しPCで遊び、可愛いコレクションを眺め、酔ったらそのまま夢の中、
人目も気にせず、その日の気分で空想世界で遊べる場所です。(フフッ)
今日の気分はカフカかランボーか、はたまた団鬼六先生か!(んっ?ナイナイ)

  

古いTOTAL(フランスの総合石油企業)のアッシュトレイです。
真っ直ぐに伸びた道が描かれていて、なんかいいでしょ?
この道はきっと海まで続いているのでしょう。

      

その先に目をやると、ほのかに光を放つ灯台が立っております。
  (昭和初期~20年代初頭の電気スタンド)

2008年11月24日月曜日

境界線

マックス百キロ超えをして数年、
オジ的には洋服選び以外何不自由ありませんでした。
(太ったら花粉症などアレルギーも治ったし)

それがここにきて、
「もうすぐ人生半世紀ですよー」なんて時期に差し掛かかったと思ったら、
ひたひたと忍び寄る思いもよらぬコトに気がついたのであります。

それはお風呂に入るたび、鏡に映る己の肉体に変化の兆しが・・・・・

「んっ?????」

「ギャッ!」

なんと、バストの下にホウレイ線がうっすらと現れてきているではないか!
肉体が笑ってるつーか、三ノ輪の万七親分(遠藤 太津朗氏)の頬の様な、
下に恐ろしきは老いの兆候ってやつですかぁ?(マジかよ、嘘だろ~!)

これはイケマセン!
よく温泉などで見かける、お爺ちゃまたちの太っていずとも引かれてる、
バストの下と臀部下のホウレイ線は、それはそれ人生の年輪のひとつですが、
(でもオジにはまだ早すぎるう~!)
そんなこんなで体調最悪の今、ついでにちょっと食事制限(酒も)突入です。

(シェイプアップ!  バストアップ!  ヒップアップ!)

   

なんて言ってたら、本日届いた『ローズバンク』っす。 

(我慢・我慢、でも呑みてぇー!舐めてぇー!やっぱ我慢・我慢)

2008年11月22日土曜日

白昼夢

11月は自分をどこに置いたらよいのやら、
12月なら、師走・忘年会・クリスマス・大晦日・そして正月へと急かされ、
またその慌ただしさが、自分もワクワク楽しめるんだけどなぁ!
    (アーつま~んない)

   東洋陶器製(昭和30年代)

ひとまずコーヒーでいっぷく!なんて言いたいところだが、
暴飲暴食がたたり、刺激物はただ今御法度っす。

   パーラメント

煙草もダメ!(なんでこのパーラメント、500円もするの?わからん)
お酒なんてもってのほかですと。(アーつま~んない)

食欲だけは人一倍、あ~鮨食べてぇ~、あ~酒呑みてぇ~・・・
(この頃、真昼間から夢に見る)

2008年11月19日水曜日

鮑の恋は片思い

去年の乱痴気騒ぎが嘘のようっすね。
ナニがって?ミシュランですよん!
まぁ東京の料理人世界では悲喜(ひき)交交(こもごも)でしょうが、
人間万事塞翁が馬っすからね。(アホらし)

そこへいくとさすがに京都の日本料理界の皆さん、
無表情のまま「うちはケッコーどす~」で、一蹴したとかしないとか・・・・・
(結局ポシャった『MICHELIN GUIDE KYOTO』)

一軒のお店(たな)の旦那さんだけ、
「三ツ星くれはったら、ご協力・・・・・・・」と、言ったとか言わぬとか・・・・・

京都の町衆が言っておりました。
「へぇ~、あの店が三ツ星でっか?
 そんなんミシュランに載せるんやったら、
 星の数がたりひん店、他になんぼでもあるんとちゃいますかぁ?
 そやねぇ、星を七つぐらいあげんといかん店が!」
 
   (グェッ!)

やっぱ京都は余所さん評価の『ミシュラン』より、
京都人による『ザガットサーベイ』の方が、面白いのとちゃいますの?
  (持って回った静なるバイオレンス)

   ROBBIE BURNS

最近入手の『ROBBIE BURNS』のオールドボトル(ティンキャップ)っす。
美味しいHAGGIS(?)でも食べて、みんなで仲良くやり(呑み)ませう。
(そんな京都人って、オジ好き)

2008年11月18日火曜日

冬到来

豆腐屋なんて仕事がら、
「冬は大変ねぇ~」って、
よくお客様に言われることが多いが、オジは冬が待ち遠しい。
だって北陸から届いたんだも~ん、今年もこれが!(香箱蟹20杯)  
 (笑いが止まらん)

    香箱蟹

内子を肴に甲羅を猪口で、熱燗入れて呑んだら美味いんだなぁ~これが・・・・・
でも泪、だって『ただ今禁酒中』っす!
次は12月の『三面川の塩引き鮭』と唐桑の『牡蠣』、12月第二週の『河豚』・・・
みなさん、胃袋は大切に!

2008年11月17日月曜日

Modern Times

日曜日の朝の対談番組の中で、エコの観点から今を時めく俳優の伊勢谷友介様が、
「売れる(儲かる)から作っちゃおうぜ!は、物作りの最初の無責任である」
なんて語ってた。(ごもっとも)
もともとが芸大卒のアーティストであるから、
何の為に物(作品)を作るかを大切に考えてるのでしょうね。
(と言っても、作っても売れないモンは、もっと反エコだとも思うのですが)

昨今の電化製品みたいに、メーカーは表立っては云わぬが使い捨てが前提で、
消費者も当然そのつもりで買い換える。(まぁデジタルの時代ですからね)
地デジ対応で、どんだけのテレビがゴミ化するのやら?

オジも雑然と物が溢れた生活を反省、まずは自分に付いたゴミを撤去中っす。
自己紹介欄の104㎏がただ今97㎏に、
みてろ~近いうちに伊勢谷友介様ばりに変身すっからな。(誰に言ってるの?)

     MADE BY SEIKOSHA

半世紀よりずっと前に生まれたSEIKOSHA(精工舎)の時計です。
黒い紙の文字盤で、多少の誤差もご愛嬌で作動しています。
時を経たモンには、なにか魂(MANITOU)が宿ってます。

2008年11月16日日曜日

60Vintage

ウヰスキーをやる(呑む)のはBaccaratの『ネプチューン』が好み。
やっぱクリスタルガラスのズッシリとした重みは、
一口ずつ舐めるように呑むウヰスキーにはピッタリじゃね。
(と言っても、持ってニャイけどね)

ただその他の酒には、その重厚感はちとミスマッチ。

ラムをクイクイやるのに探してたグラス、やっとメっけた。

   モダンデザイン

色ガラスに乳白ガラスを被せた小さめのグラスで、(薄く軽い作り)
昭和40年代初頭のデッドストックです。
日本製だが、ちょっと北欧デザインっぽいでしょ! 
ウヰスキーみたいに琥珀色を楽しむわけじゃないので、これでOK!

オジの家のモダンリビングにもこれならお似合いだしね。←(嘘ですね、この部分)

いきがい

以前ウイークデーに友人と『cuisine francaise JJ』(ミッドタウン)でランチ、
男性客はオジたち二人、あとは全員女性のお客さんだった。(妙齢から年配まで)
銀座あたりのBARに行けば男性客が殆どだけど、
20代後半~せいぜい40代前半が幅を利かせてる。(お気楽シングル)
ミシュラン系のお店など、顕著にハッキリあからさまっス!
消費社会の中では、中年から上のオヤジ(既婚)は上客ではないのかもね。

どこに行けば消費オヤジが存在しているのか?
聖地と云えど、新橋だけじゃ悲しいのぉ!
(亭主焼き鳥、カアチャン『ロウジエ』)

この世は人情紙風船、それでも家族の顔を思い浮かべ、男は寂しく片頬笑む。
    (男の一生は我慢の連続さ)

知人からTEL! 
「あの~・・・釣竿をオークションで落札してください・・・・・」
「なんでー?」
「カミさんには内緒なんス」

(・・・・・・・・・・アッ、そー)

そー云えば、今日が落札日なんだなぁ!

  ミントコンディション

最近入手、アールデコ意匠の1950年代のRONSON
  (ライター&シガレットケース)
魑魅魍魎が跋扈する大人社会に生きるオジ、
これくらい買ったって神様は分かってくださるわい。(自己欺瞞)
    

2008年11月12日水曜日

ピンク フラミンゴ

      スナック
        『スナック』(山田なおこ・写真)

北は北海道、南は沖縄までのスナックのママの写真集です。(総勢177人)

先日洗車場での待ち時間でのこと、
なにげに手にした『週刊現代』のグラビアでこの本が紹介されていた。

買ってみた!驚いた!「すっ、凄いぜ!」
そこに写るは六本木や銀座と対極で、鄙と云うか場末と云うか、
ほぼリアルタイムなのに、あの懐かしき昭和がありました。
      (それも30~40年代が)

♪赤く咲くのは芥子の花  白く咲くのは百合の花・・・・・・・♪

この写真集の御花は、さしずめダリアからラフレシアまで、
なんかその面構えの妖しさに、引き込まれてしまうのも事実です。
   (表紙はおとなしい)

本の帯の文、

『スナック、それは仕事帰りにちょっと寄りたくなる場所。
 ちょっと話を聞いてくれる場所。
 ちょっとグチをこぼしたり、
 ママに小さく叱られたりする場所・・・・・・日本のママに会いにいく』

酒と艶歌、男と女、嘘と誠、あ~悩ましいねぇ~!(ネオンの夜は)

2008年11月11日火曜日

本牧ブルース

少し足を開いてつま先は内側に向け、上目遣いで彼氏を見上げる。 
   (まんま伊藤つかさ風)
フクゾーのトレーナーにミハマのお靴、キタムラのバッグが三種の神器でした。
『ハマトラ娘にゃ気をつけよう、見た目と中身は違うぜぇ!』
が、当時のオジたち社会の既成概念だったはずだが、やっぱ男は馬鹿なのか、
「そんなお前を守ってやるぜ」が出現するのもお約束、でしたねぇ~!
その昔コンチのお姐さんたちが、ミハマの靴をカッコよく履いてたのは懐かしい。

まぁハマトラなんてオチャレのうちには入らぬが、
それ以前は東京よりも横浜の方が流行の発信源だったと思う。
今はどこも同じだけど、当時のハマの人間はどっか垢抜けた人種たちだったね。
    (な~んて、知った様なコト言っちゃいました)

と云うわけで、昨日のデイヴ平尾さんが亡くなったニュースはちょい悲し。
GSブームの中で、THE GOLDEN CUPSとTHE MOPSはオジの憧れの頂点だった。
とりわけTHE GOLDEN CUPSの育った環境からくるあのオシャレ度の高さったら、
他の追随を許さなかったもんね。
(因みにTHE MOPSは埼玉ですが・・・それが何か?)
若い頃のギラギラと超生意気そうな、デイヴ平尾さんの眼差しがまたよかったよね。

子供だったオジが憧れた、アイ高野さん・鈴木ヒロミツさん・デイヴ平尾さん、
あのカッコいいお兄さんたちが、みーんないなくなっちゃった。

        「寂しいなぁ・・・・・・・・・」

なんとなく浮かぶのは、THE GOLDEN CUPSじゃなくて鹿内孝さんだけど、

   ♪本牧で死んだ子はカモメになったよ~・・・
        ジョニーもスミスも泣くの忘れて・・・・・・・♪

            『本牧メルヘン』かな・・・

     cocacola

本日F君から頂いた、当時モンの販売促進用のポスター(?)です。
こんな高価なもんは、まぁオジにピッタリ!(まんざらでもニャイ!フフフッ)
感謝です・・・・・・・・・・・・・ぅ!

2008年11月9日日曜日

夜明け前

昨夜は風呂上りのまま素っ裸で寝てしまった。
(娘に見られちゃったか心配・・・・・でも訊けず・・・)

まぁそんなワケで超早起きな今日の僕、
『新日本紀行ふたたび』を観てから散歩しに街へ出てみた。

今週メンテナンスでお留守になる愛車に乗り、高速道路を東南東にかっ飛ばす。

NACK5もJ-WAVEも、日曜のこの時間帯はちょっとつまらない、
CDに切り替えると、次女が忘れたであろうYUKI のキュートでポップな歌声が!
「ありゃ~ナイス!」  アクセル踏む踏む、スピード出る出る。

   『joy』イイネェ~!(YouTubeもタイヘンだねぇ~「オイオイ」って感じ)

♪いつも口からでまかせばっかり喋ってる~♪(ウッハ、オイラのこと?)

谷原から首都高は使わず一般道をチンタラで、
自宅を出てから45分後にはココにいたオジっす。

     りんご・銀座だよ~ん

    ♪死ぬまでドキドキしたいわ~
     死ぬまでワクワクしたいわ~♪

2008年11月7日金曜日

アナタが私にくれたモノ

オジのお気に入りに入ってるブロガーさんたち、
勝手に拝見した感じ、けっこうな比率でなぜか今ネガティブ期の方が多い。

  (晩秋ですからねぇ~)

Happyクリスマスで街が煌びやかになるまであとちょっと、
せいぜい今のうち、感傷主義って名の被害妄想を楽しんじゃってくださいな。
   (大きなお世話でしたかぁ~?)

センチメンタリズムの欠片も無いオジは、この時季が一番スキなんだよね。
秋田・信州・新潟などから届く、今が旬・オグリシュン(?)の新米だよね。
まぁこの頃自重して、一食ごとに一膳だけで我慢しております。(丼で)

お米繋がりでこんなモン。
都内のお得意(飲食店)さんからの頂き物。(米焼酎っす)
「小野さ~ん、レア系の日本酒入手しましたが呑まれます?」

「要らん!日本酒呑まん!」

なんて、お得意さんに対する返答とも思えぬ返答(?)をしたオジに、
「ん~じゃーこれでど-だ!」的にくださったコレ。

         鬼兜・ボトルのセンスが・・・・・
     十四代(蘭引酒)『鬼兜』(オーク樽長期貯蔵)

「ありゃっ、旨いじゃん!」
微妙にウイスキー風味、ちょいヒネ香ありで芳醇。
ウェブで検索、値段を確認、けっこうお高く約一万円もする。(勿体ねぇ!)
貰って言うのもナンだけど、一万円ならけっこういいウイスキー買えるのに・・・

2008年11月5日水曜日

何が何して何とやら

昨日のTKのニュースには驚いたが、
最近オジの身近なところでも、商売家の倒産や自己破産の話をよく耳にする。
(まぁ、その金額とでは、月とスッポン・お寺とドテラだが)

お馬鹿なことに本業以外に手を出して、案の定コケてしまい、
あげくその間疎かにしていた本業さえも信用を失い共倒れ。
   (二兎追うものは・・・)
己の力量も考えずに目先の金を追うあまり、取らぬ狸の皮算用でさようなら。
やっぱりお金は後から付いてくる物、儲けが先じゃ顔に卑しさ滲み出ます。

時代に咲いた婀娜花も魅力だが、実をつける花となりたいっすね。
上手く行くのも行かぬのも、その人間の『器(personality)』でしょうな。 
  
     彩文器・杉浦康益 作
           彩文器・杉浦康益 作

粗い陶土で薄作り、その陶土の気泡から煮汁も漏れちゃう。
年中「あっ、欠けちゃった」の繰り返しで、その度修理の金繕いで手間を食う。
とにかく脆い器です。(器としたら以ての外)

でも、オジが此処(ここ)一番で使いたい器、絵になるお鉢で御座います。
人間の器と同じで、完璧な造形なんてち~っとも面白くないからね。

2008年11月4日火曜日

バラの堤

「世間がなんて言おうが俺は俺じゃい!」 なんてうそぶく歳じゃない。
(50歳一歩手前、十分世間様の厳しさも知ってます)
とは言え、まだまだ虚勢も捨てられぬ。(ちょい、アンニュイ気分)

誰かに依存したくても出来ないのがこの歳のオヤジ、
そんな夜はローランドモルトに沈ませてもらいます。

(あぁぁぁ・・・落ちるぅ~ 堕ちるぅ~ 墜ちるぅぅぅ・・・・・・・)

   ROSE BANK 12
        Rosebank 12 years old

ローランドモルトのなんとも云えぬ懐の深さ優しさ、
呑み手の気分で如何様にも呼応してくれるウイスキーなんだよね。

今日は気張って『Rosebank 12 years old』だよ~ん。
   (イタリア向けオールドボトル)

「あぁ・・・優しすぎるぜ」

2008年11月3日月曜日

エメラルドの伝説

『一澤帆布のトート』 『LOUIS VUITTON DAMIERの財布』 『黄色い財布』
以前短期間ではあるが、それを持ったお客様の比率が高かったモンです。
      (流行モン)

それが今なぜか、『パワーストーンのブレス』をした女性の多いこと。
      (それも片手に2~5本)

先日もそれをした高校生の女子に、
「なんか良いことあった?」って訊いたら、
隣に立ってる男子を親指で指し、「カレシ出来た、エヘッ」

     (いと可笑し、ふふふ)

(良かった、うちの子じゃなくて・・・・・・・・・)

        千社札(千鳥に籠目)

       ご利益系で『千社札』
         ご利益BGM

2008年11月2日日曜日

Light

    ゲーテ

『GOETHE』(幻冬舎)12月号の寿司屋の特集を読んで、その変貌におったまげ。
(他誌に多い上っ面取材じゃない、本質まで入り込む積極的な様は好き)
モチロン知ってはいたが、ここ20年位で寿司屋さんが様変わりしてること。

以前は寿司屋さんとSushi BARでは、歴然と区分があったはずだが・・・・・
ワインを楽しむのは当たり前、ソムリエの居る店まであるんだからスッゴイね。
(またそうゆうお店が、外人さんの使い勝手でミシュランなんぞ獲ってる)

バタール モンラッシェ 1986 ルイ ラトゥールと小鰭のマリアージュっすかぁ~?
  (やっちまったなぁ~男は黙って菊正宗、男は黙って菊正宗)

内装は流行のそれっぽい『京割烹風』が多く、BGMにJazzが流れ、
板前さんで髭を生やしてる人も。(オジは板前さんの髭とポニーテールは否定)

時代は変化してますので・・・・・・・・・・・・・

          「で も さ ぁ・・・」


江戸前鮨は河岸の木札や縁起物熊手であり、
数寄屋の決まり事もできてない『数寄屋風』には、チョイ違和感を感じちゃう。
どーせなら一歩間違うと下品で野暮にになる、小粋な『江戸趣味』がいいのにね。
   (知性と教養と、感性の遊びが必要だけど)

オジは小津安二郎監督の『秋日和』で観た、
岡田茉莉子さんの実家の寿司屋が憧れだなぁ。

2008年10月30日木曜日

ウヰスキー

今晩は『BAR宗愚』で一人、うつらうつらのウイスキーっす。

先週一緒に呑んだ友人たちに、
「酒を呑んで記憶を失うって、ありゃ言い訳の嘘だよねぇ~」って言ったら、
二人に「いやぁ~本当に無くなることが(記憶)ありますよ」ってハモられた。

オジ、まだまだ修行が足りませんでした。(行ける所まで行ってみます)
  
   PORT ELLEN
    PORT ELLEN 24年 700ml 1979 3rd

このウイスキー、PORT ELLEN(ポートエレン)なんて、
名前の響きはビューティフルで気品のある欧米女性のようだけど、
       (・・・・・西川ヘレン???)
これがイメージとは裏腹、味はガツンと男の中のなんだなぁ!

今は無き蒸留所です。(1983年5月 閉鎖)

(注)あとで調べたら、ポートエレンとはアイラ島の領主だったキャンベル一族の長、
フィレディリック・キャンベルの妻エリノアの名前から付けられたそーです。

2008年10月29日水曜日

鏡に自分を映してみた

今シーズンの『Burberry Prorsum』はいいね。(特にコート)

欲しいけど、もう一度己の肉体とご相談を!(ちょーっと待っててね)

「カガミよ、カガミよ、鏡さん・・・・・・・」

ん~やっぱ止めとくわ!

齢を重ねれば重ねただけ、身だしなみには気を使う。
   (大切なのはその意識です)
そんなOilyオヤジの日々の生活に、ジャパニーズ・ポップアートで潤いを!

    大入り鏡(招き猫)
      招き猫文様大入り鏡(昭和20年代以前)

Oilyオヤジも『大入り鏡』で、運もツキもいただきましょうか!(にゃん)

2008年10月28日火曜日

This is a tasteful present

本日早朝、『HIGASHI-YAMA Tokyo』のサービス&料理人たちが見学に来た。
この店、「え~、ダイニング系でしょ~」なんて侮っちゃいけねぇ~ぜ。
ここの料理人たち、けっこうな履歴をお持ちなんよ。
それに何時来ても誰が来ても、
清く(ウブい)、正しく(礼儀正しい)、美しく(センス・ルックス宜しいでぇ~)。

     菓子箱

     箱の中身

手土産も頂きました。当然『H I G A S H I Y A』の和菓子。(同経営)

     「美しい」

その筋

良かれと思ったら、裏目った。

「なんてバチ当たりなっ!」

オジの店の守護神(まもりがみ)の福助さま2号、(一応、5号まで居る)

可哀想に大分埃を被っていたので、濡れタオルで拭いてさし上げました。

     福助さま

      「ぐぇっ」     眉毛が消えた・・・・・???

2008年10月27日月曜日

フツーな夜

まずは腹ごしらえで、蕎麦屋で一杯。(二丁目仲通りの楽庵)
肴三点を、友人2人黒生オジお茶で!
日曜日の新宿二丁目は静かだけんど、けっこう灯りも点いている。
入れ替わり立ち替わりでゲイさんも、入ってくるなり蕎麦を手繰ってる。
太め・髭・ボウズ・膝下ズボン・バッグ・風貌と違う声質とintonationでキマリ!
(オジとシノちゃん辛味餅蕎麦、Sくん椀子蕎麦・五枚)

   シノちゃん

相変わらずのマイペース、大店の若旦那シノちゃん。
元オスカーのモデル(冗談冗談)

   Sどえす様
         advocates cafe
大手出版業界リーマンSくん。大人しそうで、けっこう遊びの情報通。
元ウルトラセブン(のワケねぇーじゃん!)

昔(30年前)『ブギーボーイ』が在ったビルのBARで呑み直し。
(友人二人は酒、オジはパイナップルジュース)

深夜1時をまわったところで、二丁目ドライブ終了。

2008年10月26日日曜日

uisce beatha

昨夜(ゆんべ)は完熟オヤジが三人で、神田の『鶴八』さんでお鮨食べ。
ジジイ同士(『鶴八』店主含めると四人)、分かち合える生きてきた歴史を語り、
旨い鮨と底の見えぬ酒で、楽しい3時間を過ごしました。

オジの店、機械のメンテナンスの為2連休っす。(の~んびり)

今晩は今晩で、
ご近所の壊れかけオヤジ三人組で、
新宿二丁目を見せ掛けクルージングの予定。
この歳なら、ゴルフとかギャンブルとかをヤっていそうなもんだが、
オジはまるっきり興味が沸かニャイ。
結局夜の世界(お酒)から足も洗えず生きてます。
       (洗うつもりもネェーけんどねぇ~!)

「神様~こんな私を御許し下さい」

 トラピスト・ガレット 

と、頂いた『トラピスト・ガレット』でティータイムっす。(レトロなお味)

 ノリタケ(昭和30~40年代)
   プレミアノリタケ(昭和30~40年代)
「あれっ、素朴なお味」
卵と小麦粉の美味さはホンモン、余計なフレーバーは無。
へぇー那須(栃木)に修道院があるんだぁ。
那須の聖母修道院(那須トラピスト修道院)製

2008年10月25日土曜日

事実は小説よりも奇なり

二十年位前、ひょんな縁で知り合いになった、
とある街の旧家の当主さんに、
「一度遊びにおいで」
なんてお誘いを受け、お邪魔したときのことです。

古いモン好きのオジに、(オジ、当時は20代の若造)
家の歴史でもあるアルバムを出して見せてくれました。

その古いアルバムのセピアに変色した写真の中に、
昔の日本人らしくズングリしてはいるが、
口髭を蓄え、三つ揃えの背広を粋に着こなした中年紳士が写っていました。
夏らしくパナマ帽を被り、麻の背広の質感も伝わってくるような写真で、
他にも浴衣姿や子供たちと写っている写真が多々あり、
戦前の古き良き、親父が親父らしかった時代の家族の記録がありました。
     (オジが羨む様な)
思わず当主さんに「このお方は?」と尋ねると、

当主さん少しの沈黙のあと、

「小野さん、小説の『海と毒薬』はご存知ですか?」

「ええ」

「その医学部教授ですよ」

「エッ!」(驚)

当主さん、驚いているオジを尻目に、
その方の話をたくさん聞かせてくださいました。
(縁故関係で、その昔当主さん宅に下宿していたそうです)
当主さんが語る、その教授さんの人物像や楽しかった思い出話と、
あの小説の内容を考えると、なにか不思議な感覚を覚えたオジでしたね。
 
真実なんて知る由もないが、
当時のGHQの公表や後の小説で印象付けられた教授の人格と、
実際の人物像では、かなり違うような気がしましたね。
(当主さんが語る話と、その写真を見るかぎりでは)

戦前の写真に残る幸せな家庭が、戦争によって無残にも消えてしまった事実。
 
   「戦争は怖いなぁ」

   Art Deco
   RONSON PAL OIL Art Deco(1941年製)
1941年頃はもう『Art Deco』は終焉してたハズ、でも立派にアールデコっす。
ライターとシガレットケースが一体になった物。(どんな女性が使ってたのやら)

2008年10月23日木曜日

モード系

お肌も鼻の穴の中(粘膜)も、乾燥する季節がやって来ました。
元来乾燥肌のオジ、お肌のお手入れも初秋から余念は御座いません。

   『オロナインH軟膏』で!

オロナインH軟膏を馬鹿にしちゃいけません。
とくに冬場のお肌は、荒野のように地割れ・ひび割れ・霜柱だったオジ、
十代の頃からのコスメジプシーの結果、そこに落ち着いたわけよ。
育ちの良いオジの柔肌には、男性用化粧品は刺激が強すぎますので。(うふふ)
信用ならぬ『なんにでも効く能書き』は本当だったのじゃ。

とは言え、昔からコスメフリークのオジ、(女装趣味はネーヨ)
付き合う女性に「素顔の君がスキ」なんて、ち~っとも思わなかった。
今は娘(次女)に買うのがお楽しみっす。
(自分のライフワークでもある、
    ビューティーアドバイザー・ウォッチングも兼ねて)

     Lancôme

次女とこの間の日曜日、行きつけの銀座三越『Lancôme 』で、
新色二つお買い上げじゃ!(ランコム、「ウハッ!」美人揃い)

(オジ、こんな父親でよいのでしょうか?)

2008年10月22日水曜日

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オジ『がんもどき』を揚げると、魂抜かれフヌケになる。(アヘアヘ)
    「お疲れちゃん」

なんか忙しい十月。(なんでぇ~)
暇でも忙しくても機嫌が悪くなる豆助、
この子のおかげで、覚えましたよ『我慢する』ってコト。(オジも大人になりました)
優しい心(a tender heart)で、 オジさえ負けるアグレッシブさ!
まぁ、仕事に関してはやる事をやってるし、心ある物作りの姿勢がオジは嬉しい。

     ガテン

本日発売のリクルートの『ガテン』で、豆助が漫画で主役張ってます。
   (豆腐屋=『ガテン』つーのも・・・・・・・チョイ悲し)

ネタギレになると当店に来る、リクルート編集部のSさんには悪いが、
オジなら『GQ JAPAN』か『Esquire』がいいなぁ。(モデルで)