2019年9月29日日曜日

Asakusa 6 wards



わが家の娘たちと浅草を散歩。
ボクの目的は「骨董アンティークSHOW浅草」(産業貿易センター台東館4階)
なのだけど、
言ってしまうと嫌がられるので、
「ゴトーでパフェでも食うべぇ」と誘い出す。
んで、約束のフルーツパーラーゴトーにて、三人で4パターンのパフェを食う。

三種の和梨パフェ、三種の無花果パフェ、旨すぎて号泣。



公園町会の三番鳶さま。
まだまだ江戸風情は健在なり。



骨董市は好みのモノも無く、香炉用の灰を購入して帰ろうと一周してると、
友人である宇助くんとバッタリと。
ああ、パートナーである夕顔の君もご一緒ですか。
お着物姿も見目麗しく、我呆然と立ち尽くすのみ。

今日の浅草土産。
江戸の木場が発祥の餅菓子「すあま」、
ボクの好物。

ボクのコレクの生活骨董、
香川の骨董屋で購入した「伊万里 染付丸紋五寸皿五客」に。



Goddess of fertility

百貨店の衣料品はすでに秋物冬物なんだね。
ダウンやニットを見ても、 まだそんな気分にはなんないけどさ。
なのに食品売り場は秋真っ盛り、これは嬉しい秋を実感です。


ボクは栗に縁がない。
パーラーのパフェやケークの栗は大丈夫なのに、
ここ数年、自分で購入する栗で美味い栗に当たったことが無いのだ。

箕面市のご贔屓様から頂戴した銀寄せ栗を茹でる。
なんやら丹波・能勢町の上等な栗とのこと。

オーブンで焼き栗にするか、それとも優しく茹で栗にするか、、、
頂いた量を考え、たくさん作っても味の劣化がゆっくりの茹で栗にすることに。
一晩井戸水に浸し、ほんのひとつまみの塩、大きなル・クルーゼで中火から。
茹で汁ごと冷やし、明朝食べ頃になるゾ。

遠来の秋の豊穣に感謝して、また人の縁に感謝して、バクバク食いまする。





2019年9月27日金曜日

Bisque Doll

産業廃棄物管理票(マニフェスト)の虚偽記載の疑いで許可を取り消され、
長い期間、わが家のゴミと店の廃棄物を収集してくれてた会社が廃業しちまいました。
後に社長はしょっぴかれ逮捕。

「さぁ困った!」、急いて探す羽目に。
ありがたいことに、
一番ご近所で娘の同級生の親御さんの会社で世話になるコトができた。
危うくわが家がゴミ屋敷になるトコでしたよ。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」体質ですが、
地球規模で環境問題を考えて行こうかと。
なんてね、そんなタイプじゃないけど、
ゴミの分別はボクの係なのでがんばります。



最近は中高年の「断捨離」とか「生前整理」がトレンドらしいが、
御多分に洩れず、わが母も気分は「最期の一葉」なのかな、
衣料品からモロモロ玄関の置物まで、
生前整理の大義名分のもと、ぜーんぶ廃棄処分をしちまいました。
「そんなことはやめなさい」と言ったのだけど聞く耳無しで。
あまりに殺風景な玄関は、空き家のようで居心地が悪かったし、
それから2年ぐらい経ってますので、
本人も靴や衣料品の不足に困っているようです。

だから言ったじゃないの、、、

生活とはある程度の無駄も大切。
そしてその無駄が愉しいものにしてくれるのだけどなぁ。

最近、ボクの書斎の机上に仲間入りしたこの子。




オキュパイドジャパンの瀬戸物フィギュアでっす。
製造から70年ぐらいかな。

どーよ?
ボクの潤いのある生活は。




2019年9月24日火曜日

POPCON

たまに観るドラマの「京都人の密かな愉しみ」(NHK)のテーマ曲が、
京都慕情」から「北山杉」に代わりまして、
最近、妙にフォークを聴くようになりました。

呑みながら、YouTubeをついつい夜半まで。

あの頃は思春期突入の頃だもの、
エドウィンのカラースリムとハンテンのボーダーTで。
いやいや1972年ですと、まだベルボトムだったかも。


2019年9月23日月曜日

Surprise 

昨日の病院で、
「先日の採血の結果、B型肝炎はじめ感染症は皆陰性でした」って看護師さんに。
頼まなくてもやってくれるんだね。

結果良ければ、そんなサプライズも気分が良い。

そのせいか、伊勢丹の地下でついつい食品を買い過ぎる。
ピカピカに輝くでっかいたらこ、メゾンカイザーで大量のハード系、
マンゴーツリーでボウル飯全種、、、、、
電車で来たことなどすっかり忘れ、両手に食い込む紙袋です。


友人が梅干しを持って来てくれた。
ありがたいねぇ、塩だけで漬けた品ですよ。
いつもおにぎりの具は梅干しと決めてます。
こればかりは鮭でもおかかでもない、しょっぱい梅干しに限ります。

ガキのころから落とした菓子でもへっちゃらなボク、
なのにピロリもいないんだ。
昔々、祖母が言ってた「梅干しは身体の毒消しなのよ」を実践してるからかな。


御嶽海笑ったら、ゆりやんレトリィバァに似てた。

2019年9月22日日曜日

Brooklyn

今日は縫った額の抜糸で長女と新宿まで出向く。
意外に早い終了で、
「昼飯でも食うか!」と歌舞伎町の『川香苑 本店』で四川を食うことに。
ラッキー、一巡目に間に合い、八割方埋まってる店の4人掛けテーブルに着席できた。
メニューを開く。
ここで「あっ、ヤバイ」と気づくが、いまさら出るのもなんだから注文を。

なにがヤバイかって?
狭い店のお隣さんが、三十路女子会(4人)の大音量でのトーク炸裂なんだもの。
んで、そのうちの1人が連れた赤ん坊がギャン泣きなのね。
ワタクシだって野暮なことは言いません。
赤ん坊は泣くことも仕事ですもん。
問題なのはこの子のママさん。
絶叫悲鳴のような鳴き声をあげる赤子をあやすこともせず、
キンキン声でセレブ単語を連射砲で撃ってくる。
自慢の海外赴任生活なんだろうね、
でもその金属音の早口は、誰の耳にもモスキートーンでしかないんだぞ。

「ブルックリンではさぁ、、、」「アメリカの(子供への)教育はね、、、」

いやーん、他人の自慢話など聞きとーないわ。
子供の教育前に、お前が再教育受けなはれ。
周りの客も苛立ち始め、皆そちらに向かい視線を刺すのだがまったくへーき。
店主も注意をしようか迷ってるらしく行ったり来たり。
刺さる視線、舌打ち、咳払い、、、
さすがに他の3人は店の空気を察知して、言葉も無くなり肩も丸くなってる。

ところで、なんでそんなセレブが歌舞伎町に?




筆箱はセルロイド製を蒐集してきたけど、
実用としてバッグに入れての持ち歩きですと、セルロイド製は強度に難点があります。
んで、戦前に作られたブリキ製ペンケースを購入しました。
ボク、筆記用具は鉛筆派ですから助かります。
伊東屋あたりで見つければスタイリッシュな革製があるのだろうけど、
どうしても目が行くのは、ボクはこっちなのだ。


2019年9月20日金曜日

BARBER

訳アリで、久々に街のバーバーにてヘアカット。
それも飛び込みの初の店に。

さすがに昭和の香りを色濃く残したレトロ理髪店、
散髪もシャンプーもシェービングも「容赦しねーぞ」な野生だし、
整髪料もチャールズブロンソンな「マンダム」には驚いた。
まさかヴィンテージじゃないだろうが、、、
流れてる音楽も有線らしく、
ZARDだったりWANDSなんかの80~90年代ってのも泣ける。

刈り上げられて剃り上げられて、
美容室じゃ味わえないスッキリ感はハンパない。
んが、鏡に映るはただの還暦ジジィです。悲しいです。


2019年9月18日水曜日

Sanpellegrino


スゲぇぇぇ!近所の激安スーパーで6本198円だぞ。
いつもはネットで送料別6本993円だもの。
思わず5ケース(24×5=120本)買っといた。

これ、オランジーナほど甘くないし、
酒を割るのにいちばん旨いのよ。

※注 でもワケあり。
   そりゃそーだ。
   賞味期限がたったの今月いっぱいなんだ。

でもそんなのかんけーねぇ。

2019年9月16日月曜日

The tailor made impeccable suits. 

よく行く東京国際フォーラムの骨董市はハイセンスな店が多い。
と言っても出店者のうちの3~5ブースだけ、なんだけど。
皆若く、旧人たちとはアンティークに対する視点がまーったく違うのね。
ガラクタもステキにアートしているし、
as it is なレイアウトもナイス。
やっぱ若いってうらやましいゾ。

骨董市もどんどん景色が変わっていきます。

んで、ボクもアート転用可なガラクタ雑貨を愉しんでみます。
書斎で静かに強烈な存在感を放ってくれているのがコレ。

1950年頃のテーラードスーツの木箱なのだ。
練馬区関町4丁目700番地 高級紳士服 高津洋服店と記されてる。
「縦:約59.3センチ、横:約41.9センチ、高さ:約10.6センチ」

まーね、見る人によっちゃやっぱガラクタだけど、
ボクの書斎で、今いちばんの現代アートでございます。





連休二日目で最終日。
家族で昼食に旧米軍ジョンソン基地(現・自衛隊入間基地)サイド。

Nick's






小っちゃかった頃、
基地サイドを歩けばギャリソンキャップのデカい米兵が溢れてた。

写真は基地の将校クラブでしょ?
ここに出入り自由な女とは、、、
オオッ、いい女が二人、
海を渡ったのか、、、


♬ Oh, Danny Boy, the pipes, the pipes are calling・・・ ♬


昨日、Yokota Air Baseにて。

2019年9月15日日曜日

Autumn day

先週のコト、ご贔屓様の70代のお客さまが嬉しそうに言うのね。

電車の席に座っていたら、
「若いんだから、お年寄りに席を譲りなさい」
と隣席の同世代の老人に叱られてしまったと。
んん、確かに大柄でガッチリした身体で年齢より若く見える男性(ひと)です。
勘違いされたあげく、自分と年齢も大して変わらぬ老人に席を譲ったらしい。
若く見られたことが相当嬉しい出来事だったらしく、ゴキゲンで話してくれた。




たまたまさっき、姉と親父の入院先の病院からの帰り道、
停留所からバスに乗ったら中学生たちで満員だったのね。
姉とボクがステップを上がるなり、
座っていた子供たちが立ち上がり、席を指さし「あっ、どうぞ」と親切に。

「あっ、大丈夫ですよ」と言いながらも座るはめに。
初めてのことで動揺してしまい「ありがとう」も言えずして、、、


超フクザツなこって、、、




先週、農産物直売所で「きぬかつぎ」 を見つけた。
辛子醤油か田楽味噌か甘く煮物ににするか、
芯を硬めに茹でで、後ほど二次加工を施して豆助に。

日常使い用に、ごくありふれた骨董を入手する。
根強い人気の蛸唐草や花唐草よりも、
少々雑器扱いされる微塵唐草に愛しさを覚えます。
それでも幕末から明治にかけて作られた磁器食器だもの、
ボクにとっても嬉しい不思議な縁(えにし)です。

昔々のこと、
親父の実家の寺の庫裏には、根来の漆器とこれが山と積まれてた。
故にボクの原風景にあるのはこの微塵唐草の器なのかも。
胎土の白さ、呉須の発色、輪花の仕上がり、この類の中でも上々の出来。

深めの膾(なます)皿ですから汁モノもOK、
毎朝の豆助の朝食用で重宝いたします。



2019年9月13日金曜日

Those who believe shall be saved.

今年も京都から「五山送り火」後の薪炭が届いた。
毎年、日本料理店の女将さんが送ってくださるのね。
このまま玄関に吊るせば厄除けや無病息災のご利益だし、
体調を崩したときは削って煎じれば不思議と回復します。

とのこと。


以前も書いたっけ?
この水晶、体調不良時に患部に当てると調子が戻るのだよ。
胃痛なら、横になりみぞおち(鳩尾)の部分に乗せて数分間、
気が付きゃ治っとる。
頭痛なら脳天に乗っけてしばらくすると、
それなりにスッキリと。

パワースポットやらパワーストーンやら、ボクはまーったく信じてないけど、
フと思い出しては握りしめてるボクがいるのもホント。


2019年9月10日火曜日

Salted salmon

 台風去ったらまた夏が来た。
とは言え、いまさら夏気分を愉しむことも無いし、
スイカやかき氷を食おうとも思わない。
せっかく今年は秋の訪れがは早いと喜んでいたのにぃ、、、

ここんとこ、我が家でのヤモリとの遭遇率が高い。
イモリは尖った顔とあの赤腹でちと怖いが、
ヤモリはなんてったってあのムーミン顔が愛らしくてたまらん。
それに家を守ってくれるらしいし、踏まないようにボクもキミを守ります。



塩昆布や葉唐辛子や山椒の花の佃煮、塩鮭で食う飯がお気に入り。

んで、
とくに今、お取り寄せやデパでの買い物でも塩鮭に凝っている。
減塩には気を付けてはいますが、
一日の摂取量のバランスを考えればダイジョーブ、たぶん。
ボクはだんぜん辛口派、塩がきついぐらいがちょうどいい。
少量のおかずでご飯がすすむ貧乏飯だけどネ。



2019年9月9日月曜日

Voyage

今日は日帰り手術で新宿のクリニックに。
なんて書くと変な誤解を招きそうだけど、
べつだん人に言えない恥ずかしいものではありませんので、あしからず。
でも言わない。
無事切開して一針縫って帰路につく。

未明に台風が上陸らしいので、
京王百貨店と小田急で食料を調達し、
娘たちと合流する。


んで、家族で新宿中村屋にてカレーを食べて、
ちょうど残り少ないボクのパヒュを買いに伊勢丹にもよる。
Voyage d'Hermes の詰め替え用とIris Ukiyoeのニューボトルを。
大人メンズ向けらしいVoyage d'Hermes(ヴォヤージュ・・・)と、
そこはかとなく良き薫香を漂わすIris Ukiyoe(イリス  ウキヨエ)、
ボクの一張羅の薫香なのね。

太目と言えど枯れてゆく年齢だもの、
少しでもシニア臭を隠さんとネ。
ワンプッシュで得る安心感、悪いモンじゃないぞ。


さてさて嵐の中の週初め、風にあおられた雨が窓ガラスをジャバジャバ伝わってます。
今日は仕事量を減らすか、それとも台風一過のピーカン残暑を当て込むか。
たぶん皆さん台風前に食料調達してると思うので、今日は仕事を減らしましょう。


2019年9月6日金曜日

Thomas Parr

どこから忍び込んだのかね、店の中からコオロギの鳴き声が聴(?)こえます。
早めの秋の到来でしょうか、嬉しいねぇ、夜が長くなりまする。




今宵はオールドパーの60年代古酒を開栓いたしましょう。

ボクのスコッチ歴はオールドパーに始まりました。
1970年代後半のこと。

オールドパーに始まりオールドパーに終わる。
まだそんな歳ではございませんが、
還暦が見えてきた今日この頃、いちだんとこの酒に敬意を払います。

「何にいたしましょう?」
「オールドパーをストレートで」



輸入代理店が「江商」「ジンマーマン」「木下商事」「兼松江商」時代のボトルと決めてます。

肴(魚)は三粒の砂糖菓子だぞ。
口の中でウイスキーボンボンとなります。


2019年9月5日木曜日

Noble

パッケージコレクターとして、戦前のファンタジーな容器が壺です。
今回のは宮澤賢治作品っぽい箱でしょ?
1930年頃の即席カレー粉の紙容器なのだ。
株式會社ノーブル商會謹製「スヰートカレー」と表記があるけど、
たぶん現存してない。

蓋を開け、鼻を近づけ匂いを嗅いてはみたけど、
カレーのカの字もありゃしない。
どんな味、どんな風味だったんだろう、気になる。
黄色いルーが目に浮かびます。




若い頃(結婚以前)はボルツとか専門店でよく食べたのに、
大人(40代)になってからカレーを外食で食べないです。
なんでだろ?
カレーと焼きそばともんじゃはお家(うち)がいちばん。

2019年9月4日水曜日

ROS COS MOS 

9月になり学校の夏休みも終わりました。

ボクらの時代の夏休みとは違い、
近所の公園も校庭も小学校のプールも静かですね。
盆踊りもやらなくなった町内も多いし。

最近の子供たちは昆虫採集などしないのかな、
虫取り網を持ってる子の姿も見かけません。



ヤフオクでデッドストックのセルロイド筆箱を見っけた。
たぶん1950年代~60年代前半ぐらいのかな。
筋金入りのセルロイドマニアのボクだもの、
ダレにも渡しゃーしねぇよ。
この類が本能的に好きなんだよね。
ましや宇宙模様はボクの壺ですもん。

2019年9月1日日曜日

Gabriel

お客さまの飲食店の新人バイトくんが買いに来たのだけど、
坂口 健太郎似の男子でね、

「そのルックスじゃ、恋愛で挫折したことなど無いんじゃないの?」と持ち上げた。

「フフフ、今んとこ無いっスね」って、22歳のほくそ笑み。



(ぐえっ)


BANCO


ヴィンテージパフュを両手首と軽く首筋に塗る。
葬祭用はこれと決めてるので。

先日の連休明け初日、
30代の頃に通った居酒屋店主の「お別れ会」に出席させて頂いた。

一時、かなり繁盛していた店だけど、
店主と同世代のお客が定年年齢を超えた頃から店は静かになったような。
気が付けばボクらも足が遠のき、ほどなくして店じまいの連絡が来たと思う。
あれから十数年経ち、
店主のご家族から訃報と「お別れ会」のお知らせを頂戴したのね。

昼過ぎに店を抜け出し斎場に向かう。
何の日ですかね、この日の斎場は静まり返り、ボクの靴音だけだ響きます。
扉を引くとすでに焼香も終わり、代表者が思い出を兼ねた挨拶をされていた。
そんな中に180cm・100キロの黒服出現ですから、
弥が上にも視線が刺さりまする。(自意識過剰ではないんじゃよ)
もちろん知ってる顔がいると思って来たが、
なんてぇこったい、誰もいないではないか。

時の流れ、それもしょうがないか、、、

総勢25人ぐらいだったでしょうか、
小さい会でしたが良き集まりであり、ご連絡を頂けたことに感謝です。