Old beans coffee

鰻の脂はコーヒーで流す。

『はし本』の所在地は文京区ですから、ちょっと走って毎度の『TIES』に。

カウンターでは、相変わらず珈琲の求道者たちが空（くう）を見上げてる。

珈琲って、そんなに深いモンなのか？

酔ってる豆助はモンスーンの一杯で、
ボクはオリジナルコーヒーとアップルタルトで微睡む。

このタルトタタンと見分けのつかぬアップルタルトのなんと秀逸なことよ。
甘くないクレームドゥーブルが欲しい。

カウンターの哲学者たち、
ワインのテイスティングのように音を立てて、空気をはらんでいるのかね。

おねがい、フツーに飲んでよ。

Lactic Fermentation

なにが好物って、
子供の頃から御香香（おこうこう）があればゴキゲンなのだ。
とくに古漬けほど食欲をそそるものはないもんね。

京都旅ですから、大量にすぐきを買ってきた。（農家直）
こればっかりは関東には無いもんね。
あってもデパートでは真空パックだし、高額だしね。
真空パックは故意に発酵を止めてしまってあるからさ、
ボクは常に樽出しでなきゃ嫌なのだ。

乳酸発酵だぞ、
腸内環境を整えて免疫力をアップだぜぃ。

でもなぁ・・・

今現在ですね、食事での炭水化物を制限してますから、
お茶漬けでさらさら流し込めないのが残念でございます。

Fasteful

夕刻に新目白通りを車で走ると、
神田川（旧江戸川） 向こうに、この明りの灯った行燈が見えるのね。

うなぎ　はし本

ずっと気になってました。

豆助を誘って今日の昼ごはんをここで。
引き戸を引けば、なんとも言えぬ昭和の空気感なのね。
それこそ小津映画で観た情景のような、そんな錯覚に。

ビールとノンアルと玉子焼きで待つこと小一時間、

来た来た。

川魚の香り高く蒸しもほどほど、
嬉しいねぇ、ボク好みのあっさり辛口の江戸風でござんした。
でも、ちょっと小さ目なのね。まーね、価格設定（上で三千三百円）を考えたら妥当ですから。

ボクらの後に入ってきた欧米人に、
店主さんでしょうか従業員さんでしょうか、
６０－７０代の粋なオヤジさんが流暢なイングリッシュで対応している姿に、、、

（んん・・・）たまらなく羨望感。

かっけぇー
、

Demachiyanagi

料理は料理人の風貌で食う。
だから『西角』さんに。
だいぶ以前から主のブログを愛読をしてまして、
それで「この人の料理が食いたい」と。

ほらね、ボクの審美眼に間違いは御座いませんでした。
葱の炊いたんからスタートした料理はひたすら滋味にあふれ、
どれもがちょうど良い塩梅での味覚は、外御飯では久しぶりです。

それとですね、
特筆すべきはここの居心地の良さかな。
どんな美味でもサーヴィスひとつで美味しくも不味くもなりますが、
ここでは最初からボクらは笑顔であり、今も思い出しては笑みがこぼれます。

天麩羅専門店が前身ですから、料理の〆は天丼で。

こっ、これ、なにげにスゴく旨いぞ。（江戸前ブッ飛んだ）

Healing Crystal

昨晩に。

ＢＡＲの主に「モルトが好きで呑みに来るお客さんは多いの？」
と聞いたら、
「いやいやそんなのは１割ですかね、あとの１割がただの飲み屋使いで、
　残りの８割は人恋しさか人生相談ですよ」
と意外なご返答でした。

２０代後半、独身、１８２センチ、ジムで鍛えるヤセマッチョ、好男子の主。
たしかに３０、４０代女子の独り客多し。



パワーストーンでも販売すればいいのに、きっと売れるでぇ。

image

話は変わるけど、
ここんとこ、
わが家の前に盗難自転車が乗り捨てられてるのだ。
これで何台目だろ。
誰だか知らんけど、困ったモンです。

BAR YANAGI

丸太町にて。

隣席はスコットランド人のオヤジたちで、
厚い胸板と毛深い太い腕とでかいケツを小さい小さいＢＡＲスツールにちょこんと。
ジャパニーズモルト限定で、オイルを舐めるようにグラスを口にしています。

ワケあってなみなみと。（ﾌﾟﾌﾟﾌﾟｯ）
ボクはブナハーブンとグレンリベットだけで溶けてしまいました。

Paulowniawood BOX

骨董店で文庫（ふみぐら）を見つけた。
手紙や書類の収納箱ですね。
古い麦わら細工ですから、たぶん城崎温泉あたりの民芸品かと。
桐箱に着色された麦わらを張り、文様を描いております。
それに、これは造り酒屋のノベルティーみたいです。

絵柄が好いんだね。
明治時代の郵便配達員と電信柱の図なのだ。

Left Breast

今どき女子は、毛先にパフュをミストするとか。
髪が揺れるたび芳香が立つらしい。

なるほどね。

さてさて男子はどこがいいんでしょうかね？
耳の後ろ？手首の内側？脇の下？
ボクはピンポイントでアソコだけです。

アソコったらアソコだぜ。






昔っから左胸。

デッドストックのニナリッチのオーデなんだな。
そーう、あの終売品『シニョリッチ（Signoricci）』のオーデトワレなのだ。

今では懐かしいシトラス系だけど、
"4711"ほどハッキリした輪郭のグレープフルーツ香ではなく、
これはもっと透明感溢れる小夏な香りなのね。
ナイス爽やかだし、
他にはいないパーソナルなのも好い感じ。

海外のオークションでは滅茶苦茶高額だけど、
ありがたいことにココはにっぽん、まだまだ底値でゲッチュ可能が嬉しです。

Crochet

ただの飴がそんじょそこらの飴じゃなくなる。

せっかくの京都ですから、
以前から気になっていた今西製菓のクロッシェ（crochet）を大量に買ってきた。

発想の転換っつーの、
「いくらなんでも食品でその色（カラー）は不味いでしょ」
で飴を製作したら誰もが飛びついた。
とーぜん合成の色素やフレーバーもたっぷりだし、
たったの、たったの、たったの３５グラムで５００円代の高額だもんな。（ｽｹﾞｪｰ）

でも、
ボクもこんなの欲しかった。

Wright

なのに私は京都に行くの？
あの人に逢いに六道の辻までね。（ﾌﾌﾌ）

なんてね。
今日の暑さで八坂さんの早咲きの桜花が咲いておりました。

こんな時季に行くもんじゃあーりません。
あっちもこっちも、
お目当ての飲食店には、こわーい妖怪たちが大行列を作ってますです、ハイ。
永遠にボクの順番が来そうにありません。
錦（市場）では、魑魅魍魎が試食販売に群れてます。

あっちもこっちも跋扈してまする。

Ashtray

煙草を止めてからだいぶ経ちました。
けれど喫煙グッズは今も棄てられずに取ってあります。

ライターやシガレットケースは引き出しの奥で、
灰皿はキーなどの小物入れとして机上で再活用してます。

これはＳＤカード用で、

これはウォッチ用で、

これはキー入れで、

これはメリケンサックで。

（ウソぴょん）

1978

豆助と所用で地元の法務局に向かうが、
（アララ）道路が大渋滞で、ナビも知らぬ抜け道をゆく。

（あっ）

成り行きで、
十代の頃の元カノの家の前を抜けた。

家は古びてはいるけど、表札は彼女の父親のままだった。



元気かな。



元気でいてほしいな。

Astartē

画家の金子國義さんが亡くなったんだね。

それ系ですと四谷シモン、高橋睦郎、酒飯庖正、西の木・・・

７０年代のキーワードのひとりだからさ。

「平面的なバルテュス」ってな画風も、あの７０年代にはジャストだったような。

出会ったのは島原（京都）の輪違屋（夜は一見お断りのＢＡＲ）で、

金子さん、その夜は前がはだけた着流し姿で、やばいぐらい自由人の風体でした。

ボクと一緒したＹご夫妻が顔見知りだったのと、

偶然数日前にボクの豆腐を食べていたことが、

ひとつのご縁となりました。

あっ、あと川越で幼少期を過ごした澁澤龍彦関連で、

川越人のボクにいろいろレクチャーしてくれたのもラッキーな出来事でしたね。

後日、数冊のサイン本とお手紙を頂戴し、

すぐさま『浩悦庵』さんにて額装してもらって、今もボクの大切なお宝でございます。

DIA Bottle

ボクの幼少期、（ﾌﾟｯ）
家族でお出かけの時に使っていた水筒がオークションに出品されていた。

そんな水筒のことなど記憶の彼方にさえ無かったのに、
一瞬にしてノスタルジアの海に溺れたボク。

これを持って多摩テックも朝霞テックも船橋ヘルスセンターにも行ったし、
ユネスコ村にも行ったのね。

（クリック）

１，０００円でお買い上げ。

デッドストックの魔法瓶水筒なのだ。

Disney Kokeshi

先週からボクの机上にお出でなさいました。

東京ディズニーランドが開業する以前のディズニーこけしなのだ。（承認シール有）

三匹の子ブタとオオカミですが、

こんな小品でも胴体とヘッドは緻密に轆轤で挽かれており、

色彩はハンドペイント仕上げなのね。

スゴいねぇ、１９７０年代の日本のクラフトマンたちは。

いったいいくらで販売されていたのでしょう。

LOTTE

ボクは韓流はまーったく知りません。

どーもLOTTEのお菓子らしいのですが、、、

シュールレアリスム・・・

この涼しい眼（まなこ）のおにぃちゃん、どちら様？

旧知のブリちゃんから頂戴いたしました。（ｻﾝｷｭです）

Côte-d'Or

神田鶴八の親方と港区三田のコートドールでランチを。

唯一の一張羅、久しぶりのグレンチェックのスーツには、
黒革の腕時計とコードバンのチェッカーブーツで。
オーデは裏地にほんの一吹きにしておく。

予定通り現着し、１０分前に扉を開けた。

時間ジャストに現れた親方は、
ヘリンボーンツイードにキャメルのソフト帽でブリティッシュトラッドですぞ。
なんてね、
オヤジ二名と豆助一人の男子会でございます。

おいおい、ここも満席ですけど、
東京の景気はだいぶよろしいようですね、うまらやし。

魚料理を二皿と昼からの白でホロ酔いとなる。


斉須（シェフ）ワールド、静かに炸裂しておりました。


félicité

SENSE

昨夜はマンダリンオリエンタル東京に。
３７Fのチャイニーズ「SENSE」ですが、
まぁ、その眺望のすんばらしいことったら、
ここがメトロポリスのど真ん中であることが分かります。
足元から天井までガラス張りだもんね。

（ケツの穴がおちょぼ口に）

でもすんごいね、ウエーティングバーからメインダイニングまですべて満席だもん。

長ーいレッドカーペットを奥ノ院（個室）まで。（おーっほっほっほ）

久々の再会は泡から白に、そしてまた白でビールになんだっけ？とエンドレス。
それぞれがホストであり、またそれぞれがゲストの宴はホントに愉しです。

Evergreen

廃番や終売のコスメがオモシロい。

アメリカンファーマシー的な香りのマックスファクターがボクの定番だけど、
最近お気に入りなのがニナリッチのメンズコスメ、『シニョリッチ（Signoricci）』なのだ。
（ボクら世代、ニナリッチてぇのが泣けるんだよね）

パヒュはもちろん、ヘアケア製品もシニョリッチで統一した。
とーっくの大昔に終売してるので、毎度のオークションで調達を。
いまどきこんな合成甘味香はあんまし無いからね、
かえって己の存在感を主張できますぜ、っと。（ﾍﾍ）

時代遅れなモノも、四半世紀も時が過ぎれば新しいモノに。

Moderate

「もうその年齢なのだから、いろいろなことに無理はしない方がいいよ」

とやさしい姉が。（ﾌﾟｯ）

確かに。

でも、実践したらかなり孤独ですよねボク。

だって、

人間関係にいちばん無理があるんだもん。

今はもう無い大伴ＢＡＲのジントニック（ﾆｰﾄﾆｯｸ）が忘れることができません。

ジン道を少しでも追求したく、ティンキャップのGordon's Ginを手中にしました。

とーぜん再現はできませんがね。

人生、適当にがんばりまーす。

Who the devil did it?

最近、犬の糞害が劣悪で、
先週も今週もスコップ片手に始末をしたのね。
ホームセンターで買ってきた犬猫避けの顆粒も臭い消しの液体も、
まーーーったく効果は無いんだもんなぁ。

犬が悪いわけではないのは重々承知、
平気でスっ呆ける飼い主に問題があるのだ。

ところがですね、（ﾌﾌﾌ）
今日の夜明けに見てしまったのです、その悪行の現場を。


（ふーーーん、やっぱりアノ女（ひと）だったのか・・・）


以前からその噂のある、町内こそ違うがご近所さんだった。

実名報道じゃないけど、
ああブログに書きﾃｪ、ああ動画をYouTubeに晒しﾃｪ、、、




な、気持ちには蓋をして、っと。（落ち着け、落ち着けボクちん）

Votive picture

どーしてもヤフオクに欲しい品があったのだけど、、、

大正～昭和初期に活躍した日本画家・島　成園の作品で、
と云っても天神様に奉納した絵馬ですけどね。
文箱と梅花が品よく描かれているのだ。

作品のそのほとんどはコレクターや美術館に収蔵されてしまってるからなぁ。
軸や日本画には手は出せないけど、
これならボクでも買えるのではないかと。

待ってる間にうつらうつら。

（がちょーん）

マジぃ、なんデェ～、ウソだろぅ・・・
目が覚めたら終了の五分後で、それもたったの税込4,428円で終了じゃん。
そのまま気を失うほどの慟哭ですよ。

んで、手持ち無沙汰もなんだから、
※二世渋谷天外（1906年 - 1983年）の絵馬を入手。
※松竹新喜劇を創立した上方を代表する喜劇俳優、劇作家、
女優・浪花千栄子の元ダンさん。

絵はでんでん太鼓です。

ここんとこ、
よーくあくびが出ます。
つねに眠いような・・・

春眠ですかね。

睡眠時間は十分足りてはいるのですが、
夜間にトイレに起きるせいでしょーかね。（ｸｸｸ）




やべぇーな、ノコギリヤシの年齢なのかいな。

Level

うっかり、、、
数日前に、豆助のおごりで鰻を食べました。

それ以後、何かにつけて恩を着せてきます。



「鰻ぐらいで、、、小っちぇーし」

「ビールだっておごったし、うざくも、う巻きも・・・」

「オレだってこの前饂飩おごったし、蕎麦だって、あと万世もおご・・・・・・」

Dress Code

今月はいろいろと会食月間なのです。
だから計画的にやりくりしないといけません。
いい加減だと、破綻しちゃいますもんマイ経済。

んで、ボクが企画の食事会もあるのだけど、（９人）
ボクなりに、悩みに悩んでグランメゾンのチャイニィーズに予約を入れました。
３７ Ｆ、日本橋から東京が一望なんだな。
たぶん、歓んでいただけることと、、、願います。

料理、個室料金、サービス料、
ちと高額だけど、まっいーか、久しぶりに皆に会えるからね。
っつーか、負担は皆平等だし。
ああ楽しみですぅ。







後々気が付いたコトが。
ここ、ドレスコードがあったんだね。（Ｋ氏のご指摘で）

あーあ、また皆に連絡をしなくっちゃ。



メンドくっさー・・・

Next

５５歳を過ぎてから思うことは、

「区切り」と「次へ」と云うこと。

とくにここ一週間は、

「さてさて、次はどこに流れてゆくかな」ってな空想と想像の毎日でした。

ボク的に一つ所に留まってはいられないモンね。（ﾍﾍﾍ）
加速です。

さよならバイバイ、、、

んで、豆腐パッケージを一新したく、

ただ今イラストレーター氏と熟考中でありまする。

ワクワク楽しみでございまする。（ﾌﾟﾌﾟ）