2018年2月27日火曜日

Sekibetsu



日曜日は書斎(BAR宗愚)の大掃除に充てた。
ちょっと間が開いてしまい、積もったホコリを雑巾で拭いリフレッシュ、
なんだか春だねぇ。

友人知人が迎える定年の春、
その子供や孫の卒業の春。

春は別れの季節なんだね。

昨夜、友人から離婚成立の報告も。
三年半の調停に終止符とのこと。

みんなまとめておめでとう。



幼馴染の正子ちゃんが、数日前にお父さんを見送った報告に。
93歳、生きてる間は頑固過ぎる問題父さんだった。

涙目の正子ちゃんにこっちも胸が熱くなる。
正子ちゃん、ご苦労様でした。

2018年2月21日水曜日

Neoromanticism

いつになく身体が軽いのね。
だって約10日で4-5㎏痩せたのだもの。
このまま少しづつ減少していってくれると好いのだけれど。
まぁね、一食一食の摂取量が多すぎましたから。

快気祝いを兼ねて、近場中華で呑む夕べ。
酒も10日ブリ。
いつもより二皿少なく、これ以外には「セロリ・牛肉炒め」と「麺」だけで。
食後のうぇっぷ感も無く、なによりなにより。




取材のお礼で、
編集者さまからラ・メゾン・デュ・ショコラの二段箱が届いた。

この頃の我が家の女子たち、
なんだかボクに対する口の利き方がぞんざい。

ひとりで食うことにすんべ。

(ヘヘヘ)




2018年2月18日日曜日

I have a cold.

京都から帰館と同時に体調総崩れ。
今日の朝まで体温38度台で、
咳、頭痛、悪寒、全身の痛みでひぃひぃ~な日々を。
ボクにはありえない食欲不振ってなことにも。
なにしろブログさえ「お留守」でしたからね。

どーにか回復傾向ってことで外飯に。
以前から友人と予定してたトンカツを。

店近くの駐車場に30分前に着、
「まだ早いからコーヒーでも」と厩橋サイド
『LEAVES COFFEE APARTMENT(リーブス コーヒーアパートメント)』で。
毎度のこと、ここの好感度高な接客には感心します。(写真は以前の再利用ので)
ケニアの酸味の強い豆を隅田の風に吹かれながら、、、

なんてね、へへ、、、


ドリップに以外と手間取り、走ってとんかつ屋に向かう。





帰路は丸の内で寄り道を。
好物のハード系を買いに「VIRON」に。


ここはメンズだけのリーブス コーヒーとは対極で、
エレガント女子だけによる接客販売が実に心地よい。
常に行列の店だけど、
バゲットを手渡されるときの微笑みに、オジさんはやられてしまいます。




2018年2月12日月曜日

Time travel

「蛸長」を後に先斗町の闇に向かう。
でも先斗町は溢れんばかりの人人人で、
バックパッカー風体のリュックを背負っていると難儀です。

いつものBARはやめて、
古い洋服箪笥の奥にある魔界の入り口のような洋食&BARに。
以前も書いたよね。
路地奥の、そのまた奥のどん詰まり、
調度品から酒や料理まで、何もかもが琥珀色の店なのね。

時が止まってます。


入店時はボク一人で、
カウンターには今ちょっと前まで居た先客の痕跡なのかな、
リキュールのボトルとグラスがそのままに。

無口な主人が珍しく「どこかでもう呑んできましたね」と口を開く。

(あっ、この人喋るんだ)

最初はブラックニッカをロックで、料理はビフカツとサラダをオーダーする。



二杯目はカナディアンクラブをソーダで割って。
料理はですね、けっして今の味ではないけれど懐かしい味。
たぶん自家製であろうサラダのマヨもソースのドミも昭和中期の味です。

酔いました。
帰るのもめんどくさいほどに。

EPA&DHA

昨日の京都行の新幹線では、
弁当ショップの「祭」で購入した大船軒の「アジの押し寿司」ですし、
京都では、
数日前に予約しておいた「末廣」の鯖寿司二本と磯巻きを購入する。
んで、とーぜん今日の朝飯は鯖寿司を。

ささやかな幸福なひと時なのね。
ああ、指先が酸っぱい、、、






ところで、京都の縁切り神社で見た絵馬はおどろおどろしい。
憎き相手の名前と住所、ときに写真まで張り付けて呪い倒しているのだもの。

少数派だが、「運の無さ」や「病気」「悪運」との縁切りを願うのもあるけど、
大半が「色恋沙汰」「夫婦の浮気相手」「別れた相手」「嫁VS姑」「会社での人間関係」
に対する恨みごと、、、
エグさ満載で身の毛もよだつものなのね。

心の中で中島みゆきが流れます。

もし自分の名の書かれた絵馬でもあったときにゃ、、、(ぎゃーっ)

でも、すんごーい人数の参拝者だもの。
順番待ちで一時間は必要かな。
儲かりますね、神社。

お札に願いを書き、ここをくぐってお札を張る。


I was full of happiness.


ヤボ用を済ませ、夕暮れ一歩手前の団栗橋を宮川町方面に渡る。
友人の彦十女史が常連の「蛸長」で、一人おでんな夕暮れを。
開店45分前に到着したら、すでに7人の先客がいた。


天気は良いがここは京都で御座います、
立ちんぼの身に静かに足元から寒さが上がってきます。
独りはボクだけですからね、交代でトイレにも行けずにガマンの内マタに。
PM5:30になり、順番で12人が一巡目で入店を。
その寒さこそ、おでんへの期待感を最高潮へと導いてくれまする。


熱燗がチロリで前に。
やばいよね、朝の新幹線から呑み続けているのにさ、
おでんの前に手酌でクイクイやっちゃいます。

一皿目のおでん降臨、
うっ、美しい、、、
思わず泣いてしまいそう。

まずは飛龍頭、大根、蕗から。


穏やかで知性あふれる店主と、強面だが最高なコンシェルジュ役の男性、
そしてときどき顔を出す女将のなんと福々しいことか。
二皿目に、蛸、湯葉、豆腐をチョイス。

マジかよ、言葉も出ねぇ、、、


このほか三皿目には宝袋に玉子と新玉ねぎを。
残念ながら海老芋は終わっていたけど、次の冬までのお楽しみってことで。
たった40分の滞在なのに、この幸福感って何だろう。
外に出たら30人ほどの行列ができていた。



新幹線まであと3時間。

Plain wood

人付き合いでちょこっと関西に。
同行者たちとはヤボ用時だけなので、せっかくだから京都を独りで歩く。
急に決まった旅でしたので、飯難民必至と諦めていました。
ただ、意外に一人は隙間に入りやすいサイズってこともありますので、
食べログの鮨店(京都市で)トップに予約電をしてみる。
「お一人様でしたら(予約を)お受けをできます」とのお返事を頂戴した。

ほーらね、らっきぃー、、、

んで、祇園の「鮨 忠保」を昼に訪ねる。

三連休の日曜日、祇園花見小路は大混雑です。
場外馬券に向かう車と外国人観光客でね。
店は一個目の路地を入り祇園又吉の対面にありまする。

んっまぁ、入ってびっくらけ、、、
内装全体は白木ですが、
欄間彫刻の施された木製氷冷蔵庫 、
天井や窓は組子細工の麻の葉で全体が覆われている。
このデコラティブさのセンスは数寄屋と対極、
なんだか新築の神社で食す鮨、ってな感じかな。

んで、二番手さんの顔で分かった修行先、
港区青山の「すし泉」ですね。
店主の修行先もそこだったとのこと。
食べれば分かる、確かにあそこの系統ですもの。





1時間ちょっと愉しんで次に。
基本の鮨は16,200円+お酒はビール2杯と一合徳利3本で、
昼ですから諭吉2枚ちょっとです。

ごっそさんでした。


2018年2月9日金曜日

Newcomer

豆助に、
「あれぇ、寒いからマスクを重ね付けですか」と指摘され、
すでにマスクを付けているのに気づかず、
うっかりもう一枚付けてた自分が少々心配。

悲しです。




今年初のヘッドスパに。

カットを終えてシャンプー&ヘッドスパとなり、
今日の担当は入ったばかりの新人男子だった。



(マジィ)



案の定、極太い指がおぼつかず迷走気味に頭皮を走る。
いつもなら5分以内で眠りに落ちるのが、
今日に限って睡魔が訪れないのね。
「君、ヘッドスパやるのボクで何人目?」と聞いたら、
「20人目ぐらいです、ハイ」と。

(だよね、、、)

25歳の転職組男子、
見た目は格闘家かボクサータイプのイカツイ系だが、話を振ると意外に素直。
誰でも最初はこんなもの。
んで、「お客様が、いつの間にやら眠りについたら本モンよ」と余計なアドバイスを。

途中で4年先輩Eくんに代わると、自然と身体がリラクゼーションの境地に達する。
思わずEくんに「こういうときにキミの成長が分かるねぇ」と褒めたげた。

(イ)ヤなジジィかな、ボク。


2018年2月4日日曜日

Beef Noodle

fbで知る、皆さん恵方巻食ってるんだね。
ちょっと驚いちゃった。
ここ最近だよね、関東でも家庭の行事になったのは。
イオンもセブンアンドアイも料理人とコラボしちゃってさ。

一日遅れで海苔巻きを求め四谷の「八竹」まで。
紫蘇のお新香巻きと大阪寿司の詰め合わせを購入し帰路に。


四谷消防署を曲がったところでフと気づく。
ウチのお得意さまの料亭から独立した人の店がこの辺だったこと。
名だたる懐石料理の店での修行歴があり、
最終の店では最上位で皆を束ねる立場だった人。
そんな彼が独立後に選んだ料理の道はこれ。





それを聞いたときは驚きましたねぇ。

以前のこと、「いつかは独立を考えているの?」と聞いた時、
彼は「いえいえ、私は誰かの元で片腕として働くのが好きなのです」
と語るような、板前の中でも真面目な漢でしたからね。
それが転身だもの。

叉焼代わりのローストビーフはボク好みな仕上げ、
でも、スープを飲んで分かることが。
ここのスープの味は日本料理の上質な椀でありまする。
その引き算、美味しかったです。



西川さん、また遊び(食べ)に行きましょう、、、



2018年2月3日土曜日

Craftsmanship

以前は大手百貨店の中の時計修理部にお願いしていたのだが、
その責任者の方がお亡くなりになり、受付窓口も閉鎖されてしまったのね。

責任者である第二精工舎出身の故S氏は腕が良くてねぇ、
時計のことを語らせたら喋りが止まらなかったのだ。
いちど骨董市で見っけた古い「SEIKO」を持ち込んだ時、
「うわぁー懐かしい、これは僕が入社したときに発売されたモノなんですよ」
といたく感動されてしまったことを思い出します。
もちろん完璧にオーバーホールしていただきました。

修理後に窓口に行くと、
「いつまでも大切に可愛がってやってね」
って、手渡される毎に言われたことも懐かしい。



先日の腕時計のメンテナンスなんだけど、、、

人づてに聞いた初めての時計店で初めての職人さんにお願いを。
なんとなく感じた憂慮な思いが、
三個持参のところを様子見で一個にしておいた。
(ミドーとハミルトンは次回しに)

ありゃ、、、


風防は枠に圧をかけて留めるのが正当なのだけど、
残念ながら接着剤で固定されてたのね。
前回の店では風防の内側に指紋がバッチリ付着だったし。

少し悲し。

友人のロレックスのオーバーホールの値段を知って驚いたけど、
それはそれは完璧に磨きをかけられ新品同様だったのだ。
さすが正規代理店ならではの仕事と。

こんなオモチャのようなブローバだもの、
そこそこでキチンとメンテができる職人が居ないものかなぁ。


誰か教えてくださいな。
おねげーしますよ。