2018年2月3日土曜日

Craftsmanship

以前は大手百貨店の中の時計修理部にお願いしていたのだが、
その責任者の方がお亡くなりになり、受付窓口も閉鎖されてしまったのね。

責任者である第二精工舎出身の故S氏は腕が良くてねぇ、
時計のことを語らせたら喋りが止まらなかったのだ。
いちど骨董市で見っけた古い「SEIKO」を持ち込んだ時、
「うわぁー懐かしい、これは僕が入社したときに発売されたモノなんですよ」
といたく感動されてしまったことを思い出します。
もちろん完璧にオーバーホールしていただきました。

修理後に窓口に行くと、
「いつまでも大切に可愛がってやってね」
って、手渡される毎に言われたことも懐かしい。



先日の腕時計のメンテナンスなんだけど、、、

人づてに聞いた初めての時計店で初めての職人さんにお願いを。
なんとなく感じた憂慮な思いが、
三個持参のところを様子見で一個にしておいた。
(ミドーとハミルトンは次回しに)

ありゃ、、、


風防は枠に圧をかけて留めるのが正当なのだけど、
残念ながら接着剤で固定されてたのね。
前回の店では風防の内側に指紋がバッチリ付着だったし。

少し悲し。

友人のロレックスのオーバーホールの値段を知って驚いたけど、
それはそれは完璧に磨きをかけられ新品同様だったのだ。
さすが正規代理店ならではの仕事と。

こんなオモチャのようなブローバだもの、
そこそこでキチンとメンテができる職人が居ないものかなぁ。


誰か教えてくださいな。
おねげーしますよ。



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