2021年12月6日月曜日

Mishima

昨日(12月5日)、「お歳暮の手配で日本橋高島屋まで」と出かけたのだけど、四谷まで走ったところで気が付きました、財布を忘れてきたことを。なんテェこったい、川越まで戻って出直しましたよ。おかげさんで昼飯抜きで二往復いたしました。どんどんトホホな60代。
だいぶ以前に予約していたポン酒も届き、「神茂」の鳴門巻きで晩酌を。値段は高いが、ここの鳴門は上等な練り物なんだもの。山椒風味の黄身酢で。こんな宵はとっておきの皿で愉しんでみる。明治以前に肥前で焼かれた古高田焼(八代焼)の白象嵌された「三島手」で。

どーよ、ボクの審美眼は。










4 件のコメント:

彦十 さんのコメント...

なごり雪殿

三島手は難しい、と常日頃思っております。
皆んな同じように見えて、実は微妙な違いがあって、
微妙に好みじゃない三島手が多い。

それにしても、神茂の鳴門巻き!
上品な一品にしますねー。
私もお正月の蒲鉾は神茂。
一年に1度の事だからとお高いの奮発しているけど、
鳴門巻きは買った事なかった。
今度買ってみるわ!

なごり雪 さんのコメント...

彦十どの
確かに三島手の上手は皆無に等しいです。安い土鍋やまた取り皿にも多いですからね。それに日本と言うより半島がルーツですから、李朝を含めどこか日本の風土とは違うような感じがありました。でもこれは入手して大正解でした。五客ともそれぞれにひしゃげてたり飛び石があったり、ルーツは朝鮮陶工でありながら愛らしく和に同化してました。一緒にお風呂に入りたいほどです。

神茂の鳴門巻きはかなり上等ですよ。チビ太のおでんの真ん中で、燦然と輝かしてあげたくなるほどエエよ。

Naomi さんのコメント...

初めまして、カリフォルニアから拝読させていただいております。
食べ物、古い物、そしてお酒が好きで、なごり雪さんのような方が近くにいらっしゃったらどれだけ楽しかったことか、、、と勝手に空想しながら数々の写真を見せていただいています。
今回のお皿もとっても素敵ですね〜!
その審美眼とセンスのよさ、また知識の豊富さがうらやましー!

これからも楽しみにしてます!

なごり雪 さんのコメント...

Naomiさま
こちらこそよろしくお願いいたします。夢のカリフォルニアですね、羨ましい。子供の頃にTVで『ディック・トレイシー』を観て、ボクも大人になったらアメリカで暮らすんだ、と思ってました。ところが生まれた街で今も暮らし、豆腐屋なんぞで生活を送ってます。有難きお言葉の数々、感謝いたします。どーぞ、これからもご贔屓に、、、