2014年12月17日水曜日

AROMA

1976年の春、(高1~高2の春休み)
憧れの水商売のアルバイトを始めたボク。

純喫茶だけどね。

場所は川越駅近くの丸井の真ん前、店名は「珈琲王国」、(30年前ごろに終焉)
カウンターには8ヶのハリオサイフォンが並んでいて常にフル稼働、
営業時間は珈琲の香りと煙草の匂いが店内一面に漂っていたのだ。


その頃、バイト代で自分用に買ったのもハリオのサイフォンだった。
少し前ですが、当時モンのサイフォン(デッドストック)の出物があったので思わず買ってみた。
「おおっ、懐かしいのぉ」この葡萄色(えびいろ)の樹脂と硝子部分のHARIOマーク。

これでコーヒーでも立てて、あの「珈琲王国」時代の夢でも見っか。

とかね、
言ってますけど、

ネルは汚れるだろーし、硝子には油膜が付くだろーし、
っつーか、ゴムのジョイント部分が劣化でカチカチだったのね。

「やっぱネスプレッソでいいや」
ってことで。

6 件のコメント:

ねずみおやじ さんのコメント...

豆は挽かずに丸広の地下で購入して
1人前ずつ手動ミルでゴリゴリと

ハリオのミニフォンっての買ってさ
夜な夜な一人で淹れてたあの頃・・・

自分は「セイ!ヤング」派だったけど
きっと君はオールナイト日本派だよね(笑)

でも結局ネルドリップが一番じゃない?


彦十 さんのコメント...

うちの父もサイフォン派でした。
今は簡単にドリップで飲んでいますが、初めてサイフォンで淹れて貰った時の不思議な感じは、いまだに忘れられません。

懐かしいあの頃~(遠い目~)

なごり雪 さんのコメント...

彦十さま

ボクら世代はサイフォンに思い入れがあるんじゃないかな。

なんて言ったっけ?
あのエーテルが入ったガラス製の鳥で、
丸い部分を掌で温めるとお辞儀をし続けるヤツ。

なんか似てたから。

なごり雪 さんのコメント...

ねずみおやじさま

あらいやだ、すっかり同じ思い出をお持ちで。
ボクも一人用のミニフォンだったですよ。

いやいや、土曜の深夜だけでしたよ、ニッポン放送は。
そうです、鶴光だけで、あとは文化放送でした。(へへへ)

あの頃、ベルボトムを穿いて首にはプカシェルの「ルペール」のマスターも、
今もアトレの上階で珈琲を立ててます。
腰も曲がってますが元気です。

彦十 さんのコメント...

パックイン ミュージック!
私はナッチャコが好きだった。

なごり雪 さんのコメント...

彦十さま

ハイハイ、
ナッチとあの人ですね。
(名前忘れた)
ボクのスカイセンサー(レィディオ)ですが、
なぜか文化放送をよく拾ったもんで。