2015年10月8日木曜日

Lā Miàn

爆買い中国ピープルが話題ですけど、
文革以前に生まれた方たちの中には、
わざわざ日本の中華料理を食べ行くことが愉しみな人も多いとのこと。
鯉の丸揚げ系もろもろ、
中国本土でも消えゆく古典中国料理が日本ならまだ残っているとのことで、
今風ではない、昭和の頃に盛況だった大箱料理店が意外に喜ばれているらしい。

なんか好いねぇ。

昨夜のこと、新宿伊勢丹からの帰り道に神田の 巴家さんでラーメンと焼売を。
大正時代創業の広東料理店で、以前から気になっていました。
大箱でないけど、あの有名食べログビュアーの出挙さまをもって★★★★★って店だしね。

神田や西新橋など、大昔は逆租界のような中華系コミュニティの地域です。
それこそ魯迅さまや蒋介石さま、孫文さまも闊歩していた街だもん。

だから触れてみたい。

とある華僑の長老が、
「我々の魂を揺さぶる味」と言い表したラーメンを食べたくてね。

麺は香港麺に近く、終わりがあるの?ってほど長い。
問題はスープの奥深さかな。
その奥にあるナニかがボクには解らないけど、
これはレトロなラーメンではなく中国料理です。

食後感もすこぶるよろしく、
大塚の『なべ家』のように、帰宅時には空腹気味になってしまうほど消化も早い。





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