昨日、京都の『染司よしおか』さんから暖簾が届いた。
近江上布(麻)の夏季用暖簾で、(オジの店では6~8月)
絽の着物のように、その涼しげなさまは夏の室礼です。
一年のうち三ヶ月だけの出番ですが、
七年も経てば傷みもチラホラと目立ち、
思い切って新しく仕立ててもらいました。
届いた包みを開けて驚いた。
真新しい暖簾とともに、
旧い方の暖簾も傷んだ部分を取替え、
お色直しして帰ってきた。
(なんてありがたい)
忘れてました、
「捨てるのは最後」と云う、京の始末の精神の素晴らしさ。
『グレゴリ青山』さんの著書で知ってたはずなんだけど・・・・・
新しいものに飛びついた、そんな自分が恥ずかしいっすよ。
蘇った旧い方の暖簾です。
2 件のコメント:
小野様
暖簾の文字が気になって、トウフという漢字はどんな字体と検索してみましたら。
なんとホームページ出来ていたのですねー。
おめでとうございます。
豆腐=豆富 なんですね。
CLALISさん
コメントありがとう御座います。
20数年前は、『豆富工房』なんて名刺に書いてましたが、今じゃみーんなやってるので、普通に豆腐店に戻してます。
役員ご苦労様です。
その町で暮らし、その町にとけこむ、簡単なようで難しいことですもんね。
当たり前のことが出来ない私には、羨ましいことです。(永遠の問題児ですから私)
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