お客様であるご住職から、
『沈香』と『伽羅』の香木を頂戴した。
(超ラッキー)
沈香はともかく、伽羅はこの頃値段が高騰しているので、
ともかくなにより度っぱずれ嬉しい。
(よいお方じゃ)
以前は毎日店を開ける前に焚いていたが、
この頃すっかり御座なりとなり、
気まぐれに思いついた時だけとなってしまった。
まぁ、豆腐屋なんて仕事柄、
あーんまり香りの強いのもなんだしね。
焚いたところで、
「お豆腐屋さんは、何か信心でもなさっているの?」
なんて訊かれるのが関の山っす。(事実なのだ)
とは言えスティック状の人工的(テーマ的)に調合された香より、
やはり香木から焚く方が、
その季節や諸々によるイマジネーションが働くのも確かですな。
なんてね。
昨晩焚いてみた。
「いや~・・・甘美、甘美、藤山寛美!」
でしたぜ。
色絵磁器香合
作・前田正博
日本工芸会総裁賞を受賞し、
いよいよ人間国宝近しです。
0 件のコメント:
コメントを投稿