今『風の男』の著者、青柳恵介さんのセミナーが凄い人気だそうです。
それも大半が大人の女性とのこと。(ナゼ?)
その知的好奇心の対象は、何に対してなんだろう?
白洲次郎の男っぷり?それとも正子の類まれな感性?
先日のNHKのドラマを観たら、ん~解る気もする・・・二人の理想的生き様?
(ドラマは、かならずしも真実の姿ではないように思うけど)
もう大分前のこと、その青柳先生からお手紙を頂戴したことがあります。
骨董好きな豆腐職人のオジは、
昔『芸術新潮』の連載で白洲正子の存在を知り、(たぶん『西行』だった)
美意識の深さと、気持ちよくバッサリした物言いに当時心酔の極みでしたな。
その愛弟子である青柳先生からの手紙ですからねぇ!
もー泣きましたよ、嬉しくて。
抜粋して書くと、
一時代昔、小生の骨董の師の秦秀雄さんから桜新町(秦さんの住んでいた町)には、おいしい豆腐屋があるから、今晩は湯豆腐をたべて行きなさいと誘われ、幸せな一夜を過ごしたことがあります。その際、「豆腐屋のような大変な仕事を受け継ぐ若者は絶えるだろう」と言われたことを覚えています。・・・・・・・・・今後ともいいお仕事を続けて下さい。よいお年を。
ね、いいでしょう。(万年筆の字も、ソリャまた素晴らしい)
たかが豆腐ですよ、
でもその文章には、深い精神的な味わいがありますな。
(ここがポイント)
男たちの豊かな時間が目に浮かびますねぇ。
(豆腐一丁の温かさですな!豆腐屋としてありがたき幸せ)
因みに白洲次郎は、豆腐が大の苦手だったそうです。(トラウマで)
白洲正子没後に刊行された出版物は、なんとなく買わないオジです。
でもコレは良き御本です。
昔、雑誌『太陽』の骨董特集などで見た、
白洲家の料理がそのまんまです。
当然ですね。
白洲家の台所を預かっていた娘さん(牧山 桂子)の著書ですから。
6 件のコメント:
こんばんわ!
『人の理想的生き様』
『十億の人に十億の母あらむも吾が母にまさる母ありなむや』 暁鳥敏
『母をおもふ』高村光太郎 より
母を思ひ出すとおれは愚にかへり、
人生の底がぬけて
怖いものがなくなる。
どんな事があらうともみんな
死んだ母が知つてるやうな気がする
人としての支えです。
こんにちわ。初めまして・・・・と言うか、お久しぶりです。ふと、小野君の豆腐を思い出して検索したらココにたどりつきました(^_^)v
小中学校と同級生でしたハリネズミ(HN)です。 小学校の時、宮原先生のお宅に遊びに行った時に貸した「50円」を、中学になってもしつこく返済を迫っていた元・女子(現・オバチャン)です。あ、個人名を書きませんよう(笑)
それにしてもご立派になられて♪ こちら九州でも、時々小野君(の豆腐)の話しは聞きますよ。
お子さん、大きくなられたんですね。うちの子供たちも、就職・大学で、現在東京に住んでます。そうそうに「夫婦二人」になりました。
私は実家がまだ川越にあるので、是非、買いに行きたいと思っています。その時はヨロシク~(*^_^*)
田舎者様
博学な田舎者様にはかないません。
勉強不足の私でごめんなさいね。
ハリネズミ様
うわっ!懐かしかぁ~・・・
「もしかして、石毛君?
それとも岩沢君?」
なんて冗談ですが、
ごっ、五十円を!このわたくしめが!
「マジっすかぁ~」
ご来店の折、
気前良くガンモドキを差し上げるってことで、
ご勘弁ねがいます。
九州ですか、遠い所で頑張っているのですね。
私は生まれ育ったこの街で、
どっこい生きてます。
帰省の際は、どうぞお寄りください。
気が付きゃもうすぐ五十歳、
でもまだまだ青二才じゃないですか、
ガッツンやろうぜ!生きようぜ!
お待ちしてます。(絶対だよ)
わぁ、懐かしい名前の列挙♪
・・・てか、私は「女子」だってばぁ(汗)。
50円、覚えて無いですか!? かなりしつこく迫っていました(笑)結局返してもらったから、ガンモは「当時の利息分」ってコトで(爆)
現在、「博多」でウマいもんに囲まれて暮らしています。夫婦ともに関係の無い土地なのに、気に入って家まで買っちゃいましたよ~。
帰省の際は寄らせてもらいます。
(って、何年帰ってないだろう・・)
ハリネズミ様
ありがとう御座います。
同じ時代を生きてきた、
20世紀少年・少女の同級生じゃん!
必ず寄ってくださいね。
私のルーツも九州・大分です。
北九州に転勤すると、
私の知人は皆ブタになって帰ってきます。
「お気をつけあそばせ」(ブヒブヒ)
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