2025年4月13日日曜日

Saturday Night

昨夜は中野『Lanterne Rouge』にてシーズン最後の牡蠣を食す。
終わりに近づくほど、その身はより美しい味覚でありました。



帰宅が早かったので家呑み。

昔から吉行エイスケや乱歩のいた時代(大正時代後期~戦前頃)に憧憬の念を抱きます。
その時代の花サフラン(クロッカス)の組食器(大1小6)を購入する。ほぼデッドストックであります。たった100年前の製品ですから骨董とはいえません。でもたった100年前ですから意外に現存しております。んで、リーズナブルだし。

モボやモガが闊歩していた時代だぞ。なっ!浪漫だろ。

御酒肴は、祇園サンボアを真似て和辛子の利いたキューバンサンドっぽものを。チャチャっとね。








2025年4月10日木曜日

Hamaguri

昨日、本年度初となりますミドリカメムシと遭遇いたしました。ああ、もうすぐ『夏は来ぬ』であります。
本日、警視庁捜査一課を名乗るサギ電がありました。ハキハキ受け答えをいたしましたら、あっけなく切られてしまいました。ケッ!



豆腐で遊べ。

今年も浜栗(蛤)の旬が間近となり、少し早いが鹿島灘より取り寄せました。んで、恒例の摺り流し作る。ひたひたの水と適量の塩で煮て、口が開いたら一晩の放置プレイを。その濃い目の煮汁と水切りした同量の絹ごし豆腐をフードプロセッサーでなめらかに。筒形向付に流し込み、カットした身と山椒の佃煮を置き、微量の醤油で味を調えた煮汁ジュレを掛けまわす。豆腐によってドロリ感が生まれ、ヴィシソワーズのような喉ごしに。クレームドゥーブル(固形分を高めた高脂肪クリーム)を少量掛けまわしてもエエよ。今回から山椒は京都宮川町の『津乃吉』謹製で。思い描いていたシミュレーション通りに仕上がれば、まーね、簡単でそれなりに品よく旨いです。香るチーズ系の焼板を添えて。

『食』は知性でございます。



2025年4月6日日曜日

CountryGentleman

朝飯の時に日テレを観ていましたら、「購入した豆腐を洗うか?洗わないか?」をアンケートしていたのね。当店でもたーまにお客さまに問われるコトですが、結果は大半が「洗わない」方でございました。番組内では池袋の豆腐屋さんも「豆腐を洗うんですかぁぁぁ⁈」と苦笑していましたが。
だいぶ以前に「おぼろ豆腐(汲み出し豆腐)を洗ったら、流れて無くなっちゃったのだけど」と苦情をいただいた記憶があるけれど、それをしなくてもいいように、手洗いはじめ衛生面には気を付けております、ハイ。

『ざる豆腐』と『翠薫香(二色木綿)』に使用する青大豆ですが、本日『秋田みどり』種から『秘伝』種となりました。どちらも八郎潟の大越昇氏による作品でございます。『おぼろ豆腐』や『豆乳』もろもろは、順次2~3日後から秘伝種となります。緑色は優しくなりますが、力強さはそのままで糖度はアップいたします。