2009年8月21日金曜日

そこはダメ

   

子供の頃、床屋さんが大の苦手でした。
あの散髪前に首に巻かれるタオルとカバー(?)が、
なぜかダメだったのです。
それはくすぐったいとか、苦しいからとかではなく、
ずーっと鎖骨を触られているような感じっつーの、
早い話、嫌~な感覚なのです。

だから今でも、ハイネックとかトックリセーター、
男の必需品であるネクタイさえも、よっぽどでない限り回避します。
(無理して着ると、気になっちゃって、気になっちゃって)
鎖骨周辺は、どーゆーワケだかオジのウイークポイントなんじゃな。
 (ああ、考えただけで、悪寒が走る)

いつだったか、日頃の疲れを取りにサウナへ行きました。
そのうえ、ちょこっとリッチにマッサージも受けました。
いつもは指の太い男性マッサージ師にお願いするところ、
たまたま女性(オバはん)しかいなかった。

流れでしょうがないが、鎖骨周辺を指圧で攻められた。
オバはん指が細いから、肉と骨の間に食い込んでくるんじゃ。
我慢に我慢を重ねたが、息を止めて堪えるのも限界超えてしまった。
思わず「お、お願い、そこは止めて!」と荒い吐息で呟いた。

(その後、顔から火が吹いたオジ)

オバはんエロい勘違い、
「あら~ん、おにいちゃん感じやすいのネェ~ン」
なんて言われた悪夢。

(テメェ~)

オバ様、ウイークポイントと性感帯じゃ違うんですけど!

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