日曜日のNHKアーカイブス
『京女三人が桜の下で刻んだ人生』
は、見ごたえがありましたな。
ほぼオジらと同世代、
京都の女性三人の18~49歳までの記録でした。
始まりは、怖いもの知らずのおきゃんな18歳で、
(と云ってもそこは京都の女、すでに気位は高い)
20代、30代、40代と歳を重ね、
毎年桜花の下での記念写真は、
年齢とともに大女優演ずる『細雪』のスチール写真の様。
気品と風格を備えた女性ゆえ、
他人の人生なのに胸に迫り来るんじゃな。
京女の気高さっつーか、噛み続ける奥歯っつーか、
泣くときゃ人知れず声を殺して泣くような。
これも京都の風土なんですかね。
毅然たる態度を失わない強靭さには、
そんじょそこらの男じゃ敵わんね。
京女と桜花、咲くも散るも高みから。
久々に上質なドキュメンタリーでした。(なんてね)
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