2014年9月23日火曜日

VAT69


小津安二郎や成瀬巳喜男監督の作品世界が憧憬の的で、
観る度に今は無い昭和の風景を発見する喜びに浸っておりまする。



雑酒表示のVAT69がボクのもとに。
たぶんこの映画(1960)と同時代のヤツです。
以前どこかで見たコレのスチール写真にも、
BARの場面のバックバーにはVAT69が並んでいたと思う。


















とくにこのボトルだが、
裏ラベルには「輸入元業者・京橋明治屋」なる当時の高級舶来品なのだ。
ボク的には、このダンピーボトルのVAT69が頂点かな。
先日の京都でも、河原町の「CLUB DESERT」でコックリと愉しんだのね。

60年から昔の人間たちと共有できる酒の味と酒の酔い、
浪漫を駆り立たせてくれますねぇ。
現在のとこ三本のストック有。
ゴクリをやりたい方は言ってちょーだいね。

モルトの古酒には手は出せないけど、
 ブッレンデッドのオールドボトルなら、時と場合で手が出せます。

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