ところで「手仕事直売所」なのだが、全体的に高額なのに少々おったまげ。鳥越の「SyuRo」的な展開を想像していたんだけど、まーったく対極な結果でござんした。出店されてる商品は皆若い職人の品々なんだけど、陶芸も民芸やスリップウェア風の厚手ポッテリだし、漆器も金工も衣料品も特別面白みを発している品ではない。なんとなくだけど、セレクトはKu:nel・天然生活系列みたいな。「江戸職人展」のように技術の優れた指物や江戸風鈴などに感じた適正な価値観を見出せないのも事実。なのに値段は職人と言うよりアーティスト価格なんだよなぁ。見た目は「ケ」で価格は「ハレ」とはこれいかに。
まーね、人それぞれの価値観ですから、驚いてるボクが少数派なのかも。
家呑みはグラス選びも愉しいモノです。その日その日の気分で、棚奥のお気に入りから取り出してね。ボクはハードリカー専門ですから、チェイサーも必ず用意します。そのチェイサー用になかなか好いグラスが見つからなかったのね。ヒヤタンでは味気ないし、ロックグラスより出しゃばってもなんだしなぁ、って。
先日、たまたま古道具屋で見つけました。昭和初期~中期に作られたデッドストックの金線グラスです。チェイサー用にしては小振りですが、ほのかに色気もございまして、いかがなモノでしょう?
6個で¥2,000とはこれいかに。
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