2021年9月27日月曜日

Getsukakō

若い頃より香りを愉しめる漢になりました。真っ先にTPOを考慮してのことですけどね。こーゆー時に思うのは、年を重ねるって悪くないなぁ、ってこと。とか言いながらの加齢臭対策ですけどネ。

カミさんがJALの店で買い物があるとのことで銀座三越の8Fまで。ヒマなので同フロアーのJapan Duty Free GINZAを冷やかしていたら、セルジュルタンスの絶版オードパルファムが復刻されてたのね。お気に入りだったけど、期間限定販売のパヒュでしたので諦めていました。うっ、うれしい。旅人ではないので免税店では買えません。んで、そのまま7丁目の資生堂本店2Fで購入いたしました。よーく考えれば当たり前のことだけど、免税店とでは値段がエラ違うんだな。ましてや帰宅後ウェブで見たらほぼ半額、っテェのもあるんだよね。いったい定価ってなんなのさ。

ケチくさいですね、いい歳した大人のボクが。


勝手に無機質な店内をパチリ。銀座本店のビューティーアドバイザーはバイリンガルは当たり前で、トライリンガルやクァドリンガルもいるらしい。それにお美しい方々の集団に平静を装うのがやっとのボク。


セルジュ ルタンスの『テュベルーズ クリミネル』
モチーフは月下香(チューベローズ)なんよ。トップノートはサロンパス、後々ミルキーなくちなしの花。いちおうユニセックスなのだが、この濃厚さはオヤジの方が面白い、ゾ。これ、元来の体臭と渾然一体させるのが好いかもよ。(ヘヘ)

2 件のコメント:

彦十 さんのコメント...

なごり雪殿

香水は夏の季語だけど、
私は空気が澄んだ秋や冬に行き違う人の香りを感じます。
うーん、藤田嗣治ではないですか、素敵。
定価との差額は、美しきビューティアドバイザーの見物料ですなw

なごり雪 さんのコメント...

彦十どの
オードパルファムの香りも香道と考えております。ここまで生きてきますと、いろんな香りと自分の記憶がつながる時があるんだよね。それは昔々の情景だったり、もう会うことも出来ない人だったりとかさ。香りって郷愁を誘う妙薬なのかもね。彦どの、見物料にしたら高こーおまっせ。

昔、限定販売の藤田の画集を買ったのね。今は写真撮影の土台で活躍してくれてます。