東京駅から有楽町へ向かう道すがら、VIRONでバゲットを購入したり、道草で大江戸骨董市も冷やかしてみる。ここ数年で骨董市も様変わりしてきたような気がします。とくに若い人によるハイセンスな店が増えましたねぇ。べつだん何でもない鉄屑から生活雑器までを上手く展示しています。見せ方を知ってるのだね。ただ『べつだん何でもない鉄屑から生活雑器』と言っても、旧態依然の店とはセレクト視点がまったく違うのも興味をそそられます。
たまたま寄ってみたブースの女性主人が、お客様に商品を入れていたのが親友の店の紙袋だったのね。それは西宮の佃煮店『清左衛門』さんのだったので、この皿を手に順番を待ってお支払いをしながら話し掛けてみた。そしたらこの骨董屋の『ENGAWA』さんは西宮からの出店で、『清左衛門』さんの常連でもありました。そこからは信じられないような奇跡の連鎖がありまして、まぁ書いても長くなるのでこの辺で。
あまり考えずに手にしたイゲ皿でしたが、よく見れば見るほど購入して大正解。 (正月前の)この季節に羽子板で追羽根を突くお多福さまの絵柄だもの、「こいつぁ 春から縁起がいいわえ」と台詞回しで。
2 件のコメント:
なごり雪殿
銀座スカイラウンジで食事したのは一回だけ。
去年だったでしょうか。
東京会館の食事が気軽に出来るからでした。
そうですか、一旦閉店ですか。
同じく昭和生まれには、回転レストランなんてと小馬鹿にしながらも、
ちょっぴり憧れでもありました。淋しいなぁ。
降る雪や明治は遠くなりにけり
昭和もだんだん遠くなりますな…
Merry Christmas!
いい子にサンタクロースは来てくれたかな。
彦十さま
ボクらの幼少期は終戦から20年も経ってなかったんだよね。だから銀座も戦後できたバラック飲食店もたくさんあってさ、びたびたした裏路地とかね、あれはあれで懐かしいです。森永の土星イルミネーションとかさ、見たくても今じゃ写真の中だけだもの。なんだかさ、過ぎ去った時間が愛おしい今日この頃です。
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