2023年1月19日木曜日

Identity

次女を迎えに成田エアポートに出向いた日、時間がありましたので酒々井のアウトレットに寄ってみました。ボクらが若かりし頃(1970年代~80年代初頭)に憧れたブランドが出店しておりまして、最近は見かけることも無かったので、ちょっと嬉しく懐かしく。ドラマ『傷だらけの天使』でショーケンが着用してた【BIGI】(当時は表参道)や松田光弘の【NICOLE】、みゆき通りの【DOMON]】や並木通りの【ROPE'】や外堀通りの【JUN】のJUNグループも。あと出来立てのラフォーレにあった【MELROSE】や【ミウラ&サンズ】時代にお世話になった【SHIPS】もあるではないか。もうお会いすることも出来ないと思っていた【SHIPS】以外の面々ともアウトレットで再会を。言葉は失礼を重々承知で、「ここで生存していたのだね」。あの頃は先端だった。あの頃のボクらにとっては高額な品だった。それでもバイトに明け暮れ、時には新宿のヤング丸井の月賦で買いに走ったっけ。
70年代の夢、もう現役はコムデギャルソンしかないのかね。



旧知のバーテンダー(グラスコレクター)が、「今のうちにHOYAクリスタルのハンドメイドグラスを買っておいた方がいいよ」とアドバイスをくれた。だいぶ以前(2009年)にクリスタル事業から撤退をしたのは知っていたけど、日本製のグラスにはあまり興味は湧かなかったからね。彼曰く「いやいや、一般向けの量産品ではないハンドメイドのラインは、当時の技術者による繊細で高品質な品に驚くぞ」とも。
とのことで、最近はオークションでHOYAを自分なりの視点から購入してみている。デザイン的な好みはあるけれど、これが結構どうしてかなりの逸品なのだよ。本場の西洋を超えようとしていたのか、日本人らしいと言えばらしいクラフトマンシップ故か。なぜ食わず嫌いをしていたのだろう、今さらながらHOYA凄いぞ。


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