2024年9月19日木曜日

Kangetsu

中秋の名月の晩、仕事後のグラス一杯のロックで寝落ちしてしまい、中秋の名月を見損なってしまった。気が付いたら少し雨模様で、見上げてみたが頭上はもちろんのこと遠い晴れ間にも見つからなかった。せっかくソレ用の棹菓子を用意したり団子を作っておきながら、やっちまった片月見。トホホ。



最近は和菓子業界もどんどん変化してましてますねぇ。ただパステルカラーな練り切りを作れば映えて売れるものではなく、発想と言うかセンスと言うか若い菓子職人の天賦の才にはおったまげです。

今宵こそ羊羹にて観月を。(乃し梅本舗 佐藤屋謹製)


団子は自作のボウモア(モルト)を仕込ませた白玉で、みたらし餡はやめて鴻商店の生砂糖に少々の白醤油で蜜を作る(強い個性を好めば、蜜側でボウモアを)。食す前にやまつ辻田の山椒粉をパラパラと。茶は台湾茶葉に金木犀をプラスして。


<<ローカル話題であります>>
先日のこと野暮用で車を走らせていたら、たまたま「なぜここに?」ってな場所に小体な御菓子司ができていた。覗いてみたら真面目な御菓子が並んでいまして、話をしたら若いご夫婦で、これまた真摯な対応でありました。川越からも茶道関係の注文が多いらしい。(撮る前に孫の口にはいってしまったので、写真は無しで)
県立日高高校前の『四季菓 りょう』さんです。

知人の川越の餅菓子店も娘さんが跡を継いたけど、最近の若い女性は将来が愉しみな子が多いねぇ。









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