2024年9月4日水曜日

Obon

書斎はボクの秘密基地です。
やはりコロナ禍の影響はあるのでしょうかね、あの頃から自宅書斎での独り呑みが主流です。その日の気分で酒を選び、簡単にちゃちゃっと肴を皿に置く。呑んだらそのまま寝落ちして、早朝っていうか深夜に目覚めて後かたずけを。そしてお仕事。

独りって悪くないなぁ。

ときにジオラマや箱庭のように、盆の中は自分だけの小宇宙であります。晩酌の宵は、酒器や肴皿をあれやこれや考える愉しさがあります。これは京都の指物師二代目川本光春・作の松の木盆で、細部の仕上げも漆器の木地師とは異なりますねぇ。人間(ひと)ではなくモノと対座する。それもまた愉し嬉しです。





2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

粋人でおられますね。
器と料理の組み合わせ、四季の移ろいや旬。
生き様やセンスが自然と現れるように思います。

なごり雪 さんのコメント...

粋人はまだまだ遠いですよ。ただ日本には歳時記があり、この歳になりますと納得することばかりで。これからも自己満足の世界で生きて行きまーす。