2014年3月21日金曜日

Piège


















1940年代のパヒュを手中に。
「天使の取り分」の痕跡はあるけど、一応デッドストックなーのね。

GRENOVILLE 

Piège 

タイトルの【Piège】の意味は【罠】です。
グレノヴィルの代表作の一つなんだな。

んん、芳醇な芳香です。
一発目に訪れるは、「ピオーネ」「完熟クラウンメロン」みたいなエステル香で、
徐々に「ヴァニラ」「清浄歓喜団」「ミクロゲンパスタ」の甘さも加わり、
そのまた奥には「仁丹」や「鉛筆」の硬質な記憶香も。

(70年の月日により、本来の薫香ではないかも)

パッケージのデザインは裸の男女の間に蛇が絡み付いております。
なにかの神話からでしょうか?
コンセプトを知りたいけど、仏語が解らないのでウェブから引用できません。

仏製のヴィンテージは夜的艶味を感じるんだな、強烈に。
それもかなり重厚(ヘヴィ)だし、
女子がこんなん香らせたらヤバくないっすか、今の時代。
先日の【BANCO 】もそうだけど、現代大人メンズにジャストなんだぜ。




2014年3月19日水曜日

Graduation

今日は次女の卒業式で、
カミさんも朝から出かけてしまいました。

幼稚園入園から大学卒業までの速かったことよ、
もーっと、ゆっくり時間が過ぎてほしかったな。
長女なんてボクが親になった年齢だし、
すっかり一世代分が経ってしまいました。

あと一世代経った頃にはボケ老人、はたまた昇天してしまってるのか、
二十五年後のボクの未来やーい。

子育ても、、、
終わると寂しいモンですね。






そーだ、も一度子育てを。

無理なお話でした。
(♂のボクはダイジョブだけどネ、ククク)

see through

 

昨日みたいな陽気ですと、
店の暖簾も冬用の柿渋から上布に替えてしまいたくなる。(実際はまだ)

芽吹き時ですもんね、(フフフ)
なんとなく、道行く人々の目の周りが赤らんできているような。

春真っ盛りに。(ああ、血が騒ぐ)

まだ衣替えには早いけど、
マイ食器箪笥を春夏向けに模様替えした。


2014年3月17日月曜日

Cinnamon

戦前の駄菓子屋で売ってた【ニッキ水】の瓶を買ってみた。
粗雑な薄いプレスガラスだけど、
それがかえって好い風情を醸してくれてますよ。

小振りの野花でも。
茶花コンセプトなら昼顔を蔓ごと、なんてね。
ボクなりの利休形かな。

ボトル三ケで1,200円なーりぃ。


ってことで、久々に【ニッキ水】も飲みたくなってお取り寄せ。
大阪の『ハタ鉱泉』より現代版二十本セットの一箱を。


おおぉ、着色料(黄色4号)の色彩の鮮やかさよ、
たまらなくそそられるぜ、コレでなくっちゃね。
だってチクロ世代だもん。
強烈な肉桂に舌がビリビリ痺れます。

そのビリビリは、肉桂じゃなくて安息香酸Naだったりしてね。(ククク)




2014年3月16日日曜日

SARU

週三の常連のお客様が、新型Jaguar でご来店。

一見朴訥な好人物(会社経営者)なのだけど、
歴代のブーブを見ても、カーキチ度はハンパない。

(羨望メラメラ)

「景気いいですねぇ」と振ると、
「アベノ・・・でありがたいですよ」とのご返答。

ウハウハらしいっ酢。

(・・・・・・・・・・・・)

豆腐屋にはカンケーねーよな。
思い出します、バブルのときも豆腐屋には恩恵は無かったですぅ。



ポケットから出した三千円で死ぬほど満プク。
なんてさ、場末のタイ料理屋で ข้าวมันไก่ を食いながらネガティブった昨晩のこと。





森から出るぞい。


NEKO

数年前まで隣あった『ゴミ屋敷アパート』が撤去され、
あれだけ漂ってたゴミ臭やカビ臭も消えた。
風の通り抜ける駐車場になり、
なにより側溝や階段を走り回っていたネズミどもも、
いつのまにかどこかへ旅立ってくれた。

あの個性豊かな住人達は今いずこに。

だけど、、、
Tバァさんが「置いてけぼり」にした猫(♀)がノラとなり、
困ったことにその数を増やしてます、次から次へ。

ニャァ ニャァ ニャァ ニャァ ニャァ・・・

それに今、またまたお腹が大きい。(みたい)


2014年3月12日水曜日

BANCO

古い酒なら呑んでみたい。
古いパヒュなら嗅いてみてぇ。
旧い映画も大好きで、古い熟れ鮨も好物です。

ヴィンテージライフを愉しんでます。

またまたこんなパフュも入手しました。

Lanselle BANCO 1932年

1932年だぜぃ、アールデコ真っ只中の時代なのだ。




テイスティングノートなどを。

それがだね、何度吸引しても点と線が繋がらないのだよ。
なんだろこの香り、現代のパヒュには間違いなく無いタイプ。

樟脳、伽羅、陳皮、八角、アニス、オイル、タール、
クレゾール、微かにマラチオン、麝香、獣、旧い屋敷臭、
それに80年の時間が変質させたのでしょうか、
空気に触れた血液のようにドロリと濃厚です。

本来は婦人用だろうけど、
2014の現代なら、♂ の R 50 ですぞ、このパヒュは。

壺です。

自分だけの薫香、
微量、夜咄の茶事の際に忍ばせたら好いかもよ。

五感に響く、、、かもね。