2016年6月16日木曜日

Scoundrel

ご多分にもれず我が家の周りも老人の一人暮らしが多いです。
昭和の高度経済成長のころは、うるさいぐらい子供があふれていたものだけど、
その子供たちは皆、今は別所帯だからねぇ。

程度の差はあっても、高齢になればいろいろと問題が発生いたします。
たとえば認知症など、やたら徘徊したり攻撃的になったり、自宅に帰る道順を忘れたり、、、
それでも一人で生活しなければならない現実、、、
「明日は我が身」なり、切実だよなぁ。

ただね、
そんな認知症をいいことに、彼女らに忍び寄る毒牙が気にかかる。

一例だけど、
「お買い得な中古自転車があるのよ」と、
盗難自転車をその(軽度認知症の)おばあちゃんに2万円で売りつけた悪党が。
数日後、その盗難自転車に乗ったおばあちゃんが
職務質問で警察署にしょっ引かれてしまったのね。

彼女なりにその経緯をお巡りさんに説明したけど、
悲しいかな認知症なことをいいことに、
売りつけた悪党ババァは「知らぬ」「関係ない」「妄想だ」「彼女はボケている」ですっ呆け。
お巡りさんもそれ以上介入できずで。

この類は多いぞ。

もはや警察でも行政でもない、
守れるのは家族しかいないからなぁ、、、


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