2017年10月20日金曜日

Kintaro

高額だからって良い器とは限らない。
高名な陶芸家の作品でも、ま-ったくダメな酒器もあるんだぜ、っと。
とにかく酒器で味が変化してしまうのも日本酒の面白さでもあるし。
冷をキリっとやるなら銅のチロリ、常温なら根来か李朝の堅手か伊万里の白磁、
燗なら唐津の皮鯨が好みかな。

なんてね、知りもしねぇーのにさ。







持ち歩き用の酒器袋を古布であつらえる。
男の子の立身出世を願う柄、鯉に金太郎、通称「鯉金」ですぞ。
モンモンの絵柄にもよくあるよーな。
酒器は 作・深谷 泰

酒亭でのポン酒の席では必ずバッグの中にしのばせ、
その時、その店の気分で使い分けてます。
また旅先での野外呑みでも、
茶籠を持って独り野点みたいな気分となりますもの。

以前は袱紗包だったけど、鞄の中で転がっちゃうこともしばしば。
酒器を守ってもらう緩衝材でもありますからね、
小さいソレ用の巾着袋に変更しました。





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