ご近所友の斎藤君と泥鰌のマル鍋を突っついてると、「酒持ってくるんが遅せぇーよ」「なってねぇーなアンタは」と先客の家族連れ(9人)の40代ぐらいのオヤジが怒鳴る。それも隣席、それもマスク無しの大声で。そしたら息子らしい中学生ぐらいの甚平着た太目も「遅せぇーよ、なにやってんだよ」と輪唱してくるし、70代ぐらいの祖母らしきバァさんも「ホントだ、ホントだ、なにやってんだか」とカラス声で追い打ちを掛けてくる始末。
とっさに筋金入りのお運びさんが、「それは私のことでしょうか?・・・・・・・」ピキっと歯切れよくお詫びをのべた。クレーマーの顔を潰すことなく(少なくも本人たちには)、そりゃ気持ちの良い対応だった。きっと他のお客さまはスカッとジャパンだったようです。
どこの店とは書かないけど、この店の二階には男前な粋女がいますぜ、どこの店とは書かないけど。
筋金入りも伊達じゃない、素敵です。お勉強になりました。
2 件のコメント:
なごり雪さま
おはようございます。
いい話というかとても勉強になる話です。
クレーマーを上回る力量は簡単には身につかないはずです。
『お運びさん』の歴史が何となく眼に浮かびます。
お稼ぎください。
田舎者さま
同じ一言を言うのでも上質な人間は違いますねぇ。一瞬にして黙らせて、その場を平穏な場に戻された力量は只者ではありませんぞ。
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