以前、交流のあった鰻屋さんが言っていた。
「土用の丑の日なんかに鰻は食べない方がいいよ。
どの店も鰻を確保するのが精一杯だし、
とにかくその日は忙しいから、他の日に食べてちょうだいな」って。
それ以来、丑の日に鰻を食べるコトが無くなったアタシです。
ここんとこ、ナゼだか鰻が食べたくて食べたくて・・・
遅ればせながら、やっと本日がアタシの土用の丑の日なんですねぇ。(祝)
地元にも老舗は多数ありますが、
そのほとんどが甘露煮のような甘辛なんだな。
アタシの好みはドライな味(辛口)でして、
キリっとした江戸好みなので御座います。
んで、ココ。
毎度の『竹葉亭』さんが大行列でしたので、
とっさに浮かんだ『銀座 野田岩』さんに変更してみた。
これが大正解でして、
数寄屋橋の『野田岩』さん(新店)を知る人はまだまだ少なく、
おかげさまで待たずに入店できました。(看板無)
因みに場所は『すきやばし次郎』さんのトイメン。
当然、注文から裂いていきます。
(約45分後)
熱々の白焼きとビールで始まり、
やがて鰻重へと。
薄い器のその華奢さも口当たりが良し、
構築された味の完成度の高さは見事で、
ツレもアタシも思わず感嘆の声をあげてしまいました。
分かってはいたが、あらためて名店たる所以を知ることに。(旨い、旨すぎる)
モウ、ベタ褒め。
それからね、土用の丑の日は『野田岩』さんは休みですからね。
理由は「需要が多く良い鰻が無いから」だそうです。
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