2011年9月15日木曜日

閉店


なんだろね。
夜の帳の下りる頃、
その帳の切れ目からすっと手だけが飛び出して、
コッチへお出でとフィンガーアクション。

みたいな。

と今晩も企んではいたんだけど、
友人たちには皆フラれ、
けっきょく次女と外メシ健全ナイト。

月2ペースで行く店へ。

ビール、フィッシュ&チップス、オニオングラタン、
蟹サラダ、テキ丼、次女はオムライス、etc.

「嬉しいネェ」
何時来ても、きちんと料理(仕事)がされている。(安定)

給仕長現る。

「小野さん、長い間ありがとう御座いました。
 今月いっぱいで閉店することになりました」

高級店ではないが、この街ではほんの少々値段設定は高め。
アタシは良心的な適正価格とは思うんだけど。

この時代、安けりゃいいのかな?デカ盛りならCPがいいのかな?
アタシはプロフェッショナルの仕事だからこそ、と。(価値)
皿(料理)の向こう側に見える経営者や料理人の理念、
その値段には理由があると思えるのだけど。

でもねぇ、しょうがないか。

残念な夜となる。

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