2020年3月7日土曜日

Material emphasis

またまた暇だから、
ボクの十八番「豆腐と蛤のすり流し、冷製カプチーノ仕立て」を。
豆腐で作るヴィシソワーズみたいなモンです。
九十九里町産の蛤をひたひた弱の水プラス塩で火にかけ、
口が開いたら、そのまま鍋ごと一晩冷蔵庫に。
翌日煮汁を濾して、
同量ぐらいの絹豆腐と適量の生クリームでフードプロセッサーに。
煮汁には強烈に出汁が出てますので、それだけで充分です。
蛤自体に塩分がありますので、塩の塩梅を間違えないことと、
生クリームの量は好みが分かれますので、ご自分なりに。
生クリームが無くてもダイジョーブです。
(出来不出来の)決め手は原材料の選別で、上質でなければ意味はない。
器に流し入れ、切り身のクラムと青山椒を浮かべて完成。
制作前に思い描いたシミュレーションと、
現実の味が合致もしくはそれ以上なら成功でしょう。
味覚は知性ですぞ。



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