2023年11月5日日曜日

Journey of the heart

さて、来年は困ったこととなった。二十数年間お世話になってる大豆農家(秋田)さんから連絡があり、今年は秘伝種の緑大豆がほぼ全滅とのこと。なんてぇこったい、大豊作で半年分は余計に収穫量がある年があれば、天候次第でこんな悲劇的な年もある。さてさてどういたしましょう、他府県他品種で続けるか、それとも一年弱の間欠品とするか。除草剤さえ使わず夏の炎天下でも手作業で育てた大豆は、他に代わりの無い農家・大越昇氏による作品(大豆)なのであります。確かなトレサビリティと長いお付き合いの上での信頼関係、昨今の大豆の流通に置いては稀有なことなんだけどね。秩父の山に降った雨が、地下水脈で百年から潜り湧き出る我が深井戸水(鑿泉業者談)と大豆との出会い、ひとつの物語なのだが。

径三寸の蛇口から噴き出す深井戸水、必要な方がいらっしゃいましたら差し上げます。茶道関係者や和食料理店、存在を知ってるご近所さんだけでなく、どちらさんでもどうぞ。ペットボトルか薬缶でもお持ちください、BML水質検査済の良質な軟水です。日々これで珈琲や出汁引きや水割りを、上級者的日本人の心の贅沢でございます。


先日、NHKで「TULIP 50周年記念ツアーファイナル 福岡 」を観て、中学生の頃に『リブ ヤング』(フジTV)での初『心の旅』を思い出しました。あれから半世紀後の『心の旅』に、己の半世紀も重ねてしまいましてねぇ。ボクのたいした心の旅(半世紀)でもないのに、アンコールでの姫野クンの涙にこっちまでもらい泣きでございました。
フっと思い出し、チューリップ初期のベーシスト吉田彰氏(写真の中央で座ってるお鬚さん)による『よしだ屋ブレンド』を北九州から取り寄せる。『心の旅』以後に脱退し、長いこと乃木坂で喫茶店を経営してましたが、今は帰郷されたようで。
御菓子は浅草『千茶』製を。







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