2023年12月18日月曜日

Tōfuya

先月で同じ川越市街の一軒の豆腐店さんが廃業された。穏やかで温厚でこの業界では珍しく知的風貌(・・・)で、ただし少々頑固なおじいちゃんでね。父の時代の同業者が、また豆腐業界から去ってしまった。寂しいねぇ。この市街にはもう豆腐屋は残四軒なり。年明け直ぐにはもう一軒廃業になるとのこと。残りの二軒も高齢や諸事情で週二日ぐらいの営業だし、わが家を含めドコも跡取りは居ない。ヤバぁーい、最後の一軒にはなりたくねぇ。


昨今は商売関係での御歳暮のやりとりも消滅して、お互い様で楽になりました。今はカッコよく言えばリスペクトっつーの?(心より)尊重している数名だけに、「あの方にはこれ」「この人にはこっち」と愉しみながら自己満足しております。
昭和の頃の習慣も簡素化し、年齢的に人間関係も断捨離したり断捨離されたりと。とくに冠婚葬祭などコロナ禍から激変してくれてありがたい。
けど、そうなると少々人恋しくもなるようで、30年前には止めてしまった年賀状を今再開してみようかな。などと考えております。  へへっ、たぶんやんないけどネ。


先週末は大混雑の『夜の池袋』で呑む。コロナ禍以降、こんな大混雑は無かったと思う。少し歩いて都電雑司ヶ谷の硯屋本店であります。多客の20~30代の中で、60代のオヤジと少々年下の美魔女姉妹でのささやかな宴でありました。お互いに今年一年もどーにか乗り切り、また明るい未来(老後)を目指す方向で結束を図るよーな宴会を。三時間ぐらい呑んだでしょうか、スパイシーなカレー饂飩で〆てお開きに。ボクからの手土産は一口坂さかぐちの『京にしき』で、姉妹たちからはビスキュイテリエ ブルトンヌの『シュトーレン』を頂戴つかまつり候。最後の急行に間に合いまして、1杯のビールと6杯の知多のハイボールでフラつくも、やっとこさ両手のつり革で川越まで立ちんぼうを。




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