2024年8月23日金曜日

Shoshū

暑さは疲れるねぇ、夏はもういいや。連日の猛暑ではありますが、盆が過ぎて気分はさっさと初秋に舵を切ります。

昨日の早朝、今年初の虫の音を聴く。

先週、30代の頃に銀座三越のショップでお世話になっていた店員さん2人に大丸東京店のショップで再会を。当時20代だった彼(彼女)らも50代半ばでありまして、女性のIさんは早々と白内障の手術を済ませ、♂のAくんは介護脱毛を兼ねた流行りの全身脱毛の施術済だとのこと。昨今の都会の若い(若くも無いけど)人は進んでるねぇ、ボクもブラジリアンワックスでも購入すっかね。ウソです。

ここんとこ男の体臭がネットで話題ですが、まーね、ボクも労働者ですから仕事中は常に汗まみれです。昼と夕にシャワーか風呂で流すけどね。かと言って仕事中は香りはご法度なもので、「おじいちゃん、臭~い」と指摘されぬように気をつけまーす。ただしですね、オフタイムは何かしらの薫香を迷惑にならぬ程度にピタピタと。


現在の常用はイリスウキヨエかセルジュ ルタンスのテュベルーズクリミネルだが、最新は香舗で入手した檜(ヒノキ)のパヒュでウッディな漢に。

2024年8月15日木曜日

Ikezu

よくお得意さんや友人の料理人から「予約時にはボクの名前を使って」と提案していただくが、初めての店は「一見さん」を愉しむことにしております。だってその店本来の姿が見えるからね。

それにしても先日の京都の夜は面白かった。予約の電話からそんなことだろうとは思ってはいましたが、フタを開けてみたら予想以上の扱いでございましてね。カウンター割烹で、左サイドの常連さん(2人)や右サイドの顧客の紹介者家族(3人)には丁重な扱いを。まぁソレに比べたら、私ら夫婦は視界に入ってないのも同じで、ときどきイケズも織り込んでくださいます。

まーね、それなりに酸いも甘いも噛分けてきたボクですもの、心の中では「ホラホラもっとやったれや」ってさ。三時間半の滞在の間に会話を振られることも無く、自分の奥深くに潜むマゾヒズムを呼び起こしていただきました。いやいやイヤミではなく、これも年齢によりなせる業でしょうか、以外に快感でありました。

会計終了後、おもむろに手土産を渡し「今日は愉しい時間をありがとうございました」と礼を述べ、「実はT氏やS氏から、京都へ行くならこちらへ行くことを薦められて参りました。いやぁ、ホントに美味しかったです」なんて重ね重ね。(ちなみにどちらも大常連で、とくにS氏はこの店の恩人の様なもの)

主、頭を抱え込み言葉を失う。そして絶え絶えの呼吸とともに「なぜそれを先に言ってくださらなかったのよぅ」と塀にもたれる。
その御姿、予想していたより衝撃だったみたい。

ボクは「特別」を求めない。ただただサーヴィスは普通にお願い。






2024年8月10日土曜日

Natsuyasumi

井戸端の柿の木に今年もカメムシが襲来であります。キマダラカメムシのなんと薄気味悪さよ。「このさいキンチョールで駆除でも」とは考えるのだが、どーせ焼け石に水でしょうから見て向ぬフリを。だれか良き方法を教えてください。

豆腐の造業販売でございますが、本日八月十日は午前中までの営業で、八月十一日から八月十八日まで夏季休業とさせていただきます。
なにぶん六十代半ばであります。精神と身体に一週間の休養を頂戴いたします。




2024年8月2日金曜日

Osmanthus

告知はせずに顧客向けでしたが、 毎土曜日限定の東雲豆富(写真①②)販売は一旦休ませていただきます。藪入りも近くなりなりまして、豆腐の配送が少々立て込んでしまいました。また初秋ぐらいになりましたら再開しようかとは考えてはおります。秋ヴァージョンはシャルトリューズ(写真③)にくぐらせた金木犀の花を散らします。
離水の早い豆腐ですので、注文ごとの製造で店舗販売のみとなります。賞味期限は30分以内のR45(笑)で。




また夏限定の『豆腐によるスーベニア』は、定数に達しましたので終了となりました。また来年もよろしくお願いいたします。

2024年7月26日金曜日

Byakugun


豆腐を遊べ。目黒区の日本料理店のご注文により、マメ科のバタフライピー色素によるきぬごし豆腐です。名は『白群』であります。上部より円にスライスして摺り流しの浮き身となるらしい。高濃度豆乳+中沢乳業のクレームドゥーブル+粗製海水塩化マグネシウム(にがり)の後加熱方式であります。ちなみに当店は全商品コーティング(乳化)にがりは使用しておりません。
よろしかったら、20ロットからご注文をお受けいたしております。


だいぶ以前、雑誌・クロワッサンで食のギャラリー612主催のたなかれいこさんが提唱していた冷奴がボクの晩酌の定番であります。
「畑のキャビア」とは貧乏くっせーな、などとそれまでは考えておりました。
豆腐とトンブリとおかかと香味野菜であります。トンブリは味覚を邪魔をする風味も無く、なのに口中での食感は楽しい。出汁はジュレで。

2024年7月19日金曜日

Dadaïsme

豆腐屋ゆえに分かるコト。これから夏本番ですが、ほんの少し夜明けが遅くなってきました。

ソフビ製が年月で劣化してしまい、ネットで見っけたデッドストック(そんなに古くは無い)の美品に招来していただきました。9歳の時(1968年)に白黒TVのウルトラマンで出会い、それ以来の愛するダダさまであります。ウルトラQでのケムール人とこのダダさまが、ボクにはデザイン的に壺であります。





昔に比べ家呑みが多くなり、こんな感じの机上の友との会話を愉しんでます。一方的ではありますがね。

2024年7月17日水曜日

Inori

他人(ひと)の街の祭りに、カミさんと数年ブリに。ちょうど京都の絶する暑さの谷間でありました。八坂さんでお参りを済ませ、粽を数点求め、函谷鉾に参加している知人を探し、孫たちに土産を選び、お上りさん丸出しのスマホ(地図)片手の徘徊初老夫婦でございます。


晩は鮎尽くしに酔い(写真無)、帰路前は数度伺ったことのあるトラディショナルな割烹へ。カミさんと二階の座敷に通される。微かに聴(?)こえる隣室客の京言葉以外無音です。骨董の器も現代陶器も上手のモノで、箸キズひとつありません。(料理写真はほんの一部)

落ち着くなぁ、帰る前に精神をリセット。





昨今多い(店に)迎合しなければならぬ料理店ではなく、ここはお客さまに静かに寄り添ってくださいます。店主の御挨拶やサーヴィスの女子さんにも、こちらこそ感謝でありました。現金払いのボクに、帰ってきた釣り銭は新紙幣のピン札であります。すっげぇ。