51年の人生で、
それはもう嬉しい誕生日プレゼントを頂いた。(二日早く)
東銀座の鮨店『ととや』さんから、
巻紙の手紙とともに、
焼いたままの大判(三十㌢四方)の卵焼きが届いた。
本当に嬉しい。(感涙ボッタボタ)
芝エビをすり鉢で当て、蜜を注ぎ玉子と合わせ、
それを銅製卵焼き鍋で2時間かけて焼いた物なんだな。
卵焼きなど、河岸で仕入れてる鮨屋が大半なのに、
親方は日々鋳物製の瓦斯焜炉に向かっている。
この店での〆は、いつも卵焼き四切れ(ダブル)なんだね。
それは言葉より笑いが出てしまうほど、
上等なデザートなんだ。(スフレのような)
オジがいつも言う、(親方に)
「親方ぁ、オレの人生最後の飯は、
この店の『バラちらし』って決めてるんだ」
は嘘じゃない。
鮑・穴子・蛸・海老・・・そしてこの卵焼きがたっぷり。
死ぬほど美味いモンなどこの世には無いけれど、
もし人生終焉の時は、
人生で出会った最高の美味を食べてから、が本望でしょう。
自分の目指す先を高みに掲げ、
仕事に対する取り組み方は凄味さえ感じます。
そして言うことは、
「私なんぞ、まだまだ・・・・・」
その技や人間性を拝見するたびに、
つい自問自答させられてしまいます。
(全然敵わない)
良き先輩達が居てくださること、ただただ感謝です。
器・鼠志野
2 件のコメント:
次回は、「ととや」に行きたいともいます。
そのときは、お願いします。(笑)
chanwonsteさま
OKベイベェ~。
でもなぁ~、ここ大人の店よ。
貴女のように若い女性はビビっちゃうんじゃない。
そろそろchanwonsteさまも、
長く付き合える店と出会えればいいね。
味は当然のことで、
そこの親方も食べなはれ。
先日の店の親方は、
ちょ~っと脂っぽかったでしょ?(アハハハ)
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