2014年10月30日木曜日

Potter



東京芸大卒業後、幽閉されたも同然の鎌倉の料亭の窯場、
それはそれは長い不遇時代でした。

とある料理人の肝いりで、やっと雪解けに。

日本橋三越での初個展は即完売、
東銀座「工芸いま」での二回目は、オープニング前に赤(売約済)が貼られてる事態に。

陶芸家・白石 和宏

個展はそのたった二回だけで、今度は病魔に蝕まれてしまう。
38歳の若さで他界された伝説の陶芸家でございます。

亡くなって約20年の月日が過ぎてしまいました。

オークションに出品されていたので、
二十年ぶりに彼の作品を手中にしてみた。
1円~出品でしたから、それ相当の競い合いになってしまったのね。

没後は作品自体が輝きを失ってしまったような気がしてたけど、
あらためてその作品たちが忘却ではないことを知りました。


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