2021年1月9日土曜日

Gastronomy

コロナ禍で少し街が静かになったような気がします。それでなくとも冬は夜が早いですからね。そんなこんなの正月明けですが、豆腐屋には時短要請は出ておりませんが、しばらくの間は閉店を午後五時とさせていただきます。勝手なお願いとは存じますが宜しくお願い致します。

写真は絹ごし豆腐です。
たった一丁で愉しむ贅沢がございます。
味覚は知性ですぞ。



大好物だった冬の香箱蟹が高騰してしまい、残念ながらここ数年はありつけず。昔はブランド蟹でも雌ならトロ箱ごと買えたものだが、昨今は優品なら3杯で一万円超えだもの。そんなら無理してでも雄蟹を買うよなぁ。(ボクは買わんけど)故にここ10年食っとらんです。
ところが昨日、ボクのもうひとつの冬の大好物が届いたのね。塩引きき鮭なのだ。新潟の村上市辺りが有名だけど、これは秋田の男鹿からです。取引ある大豆農家さんのお手製なね。塩処理後の一定期間軒に下げ、海風山風によってゆっくり発酵させた美味なのだ。ちょっと発酵臭があり、そのまたそのオイニィが酒に合うのよ、潮由来のヨード臭い酒に。





写真は以前の再利用でっす。

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