赤坂で用事を済ましてから御徒町まで。昼飯は月一の『ぽん多 本家』だもんね。残念ながら独りなもので、メインは一皿にしておく。本当は鱚(キス)フライも食べたいのだが、いつものポークソテーと赤だしと御飯とサラダとノンアルコールビールを。
旨いなぁ。
食後は浅草に向かいます。上生菓子を買いにいつもの御菓子司に。
ここの上生は江戸風情な地味で小ぶりな武家好み。戦前は浅草に限らず松本楼始め江戸の料亭の仕事が主だったとのこと。店主は新作は作らず、先代までの時代の菓子しか作らないと言う。造詣深くかなり繊細で知性的なお方です。風貌で分かりますぞ。
ココも現店主の代で終わるとのこと。
料亭としては『婦志多』『草津亭』『一直』が終わってしまい、ここも終わってしまうとはなぁ。江戸の料亭文化はもはやこれまでか。
それが江戸の歴史かもしれないが、ひとつ消えればまた新しい何かが生まれるのかな。
長い間ありがとうございました。
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