2023年10月7日土曜日

Sencha

今年も10月4日がお出でになり、また歳を重ねる羽目に。やばいな64歳、肉体と精神の老化が止まらない。ひとまず湘南美容外科で目の下3脂肪でも取って来ませうかね。マジ考えております。



最近、汲み出し茶碗を新調したのね。茶器選びは完璧に江戸趣味に徹しています。親戚筋の小母さんに新橋芸者あがりの女性がいて、昭和30年代には銀座一丁目で日本料理店【田川】を営んでいました。帳場には長火鉢があり、鴨井にはいく棹 の三味線が下がっておりました。それが原風景なのでしょうかね、江戸趣味の男前の室礼が今も刻まれているんだよなぁ。小母さん、健在なら130歳を超えている。
ところがあの江戸趣味を意識すると、不思議と汲み出し茶碗は京焼・清水焼なんだよね。皿や鉢、酒器は旅館や会席料理の器ってイメージなのだが、シンプルな汲み出しや湯呑みの磁器はいやいやどーして好いのだよ。


小母さんが【田川】を営んでいた1960年の銀座。




2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

二つとも、茶托と汲み出しがぴったりで素敵です。
このような、一見何でもないように見える木賊模様を上手に描ける職人さんがいなくなったと、
銀座にある京焼の窯元の奥様が話しておられました。
文字はなんと読むのでしょう。

なごり雪 さんのコメント...

匿名さま
ここのところ仕事は暇ですが二人いる90代の介護で少々疲れ気味です。(笑)
なかなか更新の時間が足りません。お許しを。

『東哉』さんかな?あそこも品のある繊細かつスキっとした器が多くて好きです。
京焼でも金彩銀彩使いはさけてしまいますが。

んんん、、、解らない。「…好み」までしか。赤面、、、