2024年1月15日月曜日

Le Manoir D’HASTINGS

基本、ボクの外食は鮨、天婦羅、懐石、トンカツなど和食専門であります。外食でイタリアンの選択はまーったく皆無で、フレンチも自ら欲することは100回に1回がいいところであります。
だいぶ以前に少しご縁がありまして、「会ってみたい」と考えていながらこんなに月日が経ってしまいました。んで、初訪問のフレンチに。

Le Manoir D’HASTINGS(ル・マノアール・ダスティン)

五十嵐シェフの厨房から聞こえてくる会話は実直そのもので、スタッフに伝える作業手順も穏やかに的確であります。客席のボクらの耳にも心地良い。パワハラが当たり前の料理人の世界で、ましてや現代より厳しい時代に修行されたでしょうにそれを微塵も感じさせません。良き上司、良きBOSS、良きリーダー(経営者)であります。
ここの料理を「古典的なフレンチ」と表現されてる人もいるけれど、いやいやどーして、かなり斬新でパワフルでありまする。ボクより年長の60代後半、その静なるエネルギーを発しているシェフに心震えましたもの。
日曜の昼の銀座、この店がなぜ満席なのかが分かります。





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