ひと昔前、雑誌の女性編集長と御飯食べしたとき、
「私、クラフト・エヴィング商會が好きです」
って言った。
(おっ、この娘(こ)センス佳いやん)
アタシも稲垣足穂や宮沢賢治世界は好きだし、
それを立体で表現するクラフト・エヴィング商會は、
(あらま、オイラの先をやっちまいやがった)
なんて勘違いしたモンでした。
このアーティスト・ユニットは、
この世に実在してはいないに、
遠い記憶の中で見たことのあるような、
懐かしい不思議な物語やオブジェを制作しているんだね。
アタシも実際に存在していたモノの中で、
ちょっとクラフト・エヴィング商會的なモノを見つけた。
ずっと前に書いた、琥珀色のガラスのペン先も佳かったやろ。
本日は『星名刺』なんだな。
まぁ、ただの真っ新な名刺用紙なんだけど、
ペン先同様どちらも戦前の商品なんだぜ。
ナニが好いって、
パッケージとネーミングなんだよね。
鴨沢祐仁さんの『クシー君の発明』っぽくもあるね。
戦前にこんなモンがあったなんて・・・・・
2 件のコメント:
その星名刺の箱、持ってます。
もう、穴を開けて工作のゲルマニウムラジオの箱にしちゃいましたが。
匿名さま
わっ!オシャレな匿名さま。
ゲルマニウムラジオなんて、小学校時代の「科学と学習」以来ですよ。
イヤホーンで聴くやつでしたっけ。
よかったらまた御出でください。
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