豆腐屋の秘そかな愉しみ・小野食品
好奇心の赴くまま、その時々に感じた・物・人・出来事・エトセトラ・の記録ざんす。 仙波豆富店主
2023年3月15日水曜日
Seiōbo
暖かくなりまして、久しぶりに昭和7年生まれの母と車椅子を乗せて外出を。いつもの都心散歩はやめて、めずらしく東北道を北に向かう。沿道の梅花は盛りですが、まだ新緑は無し。でもあと一週間もすれば芽吹くかな。そんな城下町から下道を南下するコースで。ここ数年はコロナ禍で外出も少なかった母、車窓からの景色だけでも喜んでくれる。網羅した情報の中からポイントごとに下車をしながら、ゆーっくりと田園風景に中を走る。
鄙にも稀な御菓子司にて菓子を買う。帰宅後に、母と同じ昭和一桁(1930年代)生まれのケーク皿に上生菓子を乗せる。三月だから『西王母』と『貝尽くし』で、バウハウスっぽい東洋陶器製とデコったノリタケ製に。当たり前な器の絵面より、意外な組み合わせの妙を愉しみます。茶を点てるのが好いのだが、さすがに疲れて硬質な光悦でお許しを請う。
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