コロナ禍では嫌がられるのではないかとはずしていた暖簾でしたが、終息を感じ始めて復活をいたしました。店主としては、やはりお客さまには暖簾をくぐっていただきたいものです。
京都の染屋「染司よしおか」さんから新しい暖簾が遠来です。今回は『源氏鼠』でお願いいたしました。秋冬用であります。以前の茶の木綿と柿渋の二垂れに擦れが出てしまいまして、秋冬用はそれこそ二十年ぶりに新調いたしました。夏用の麻の上布はすでに数代目ですが、木綿は西日にも強くまだ三代目であります。ところが届いてみたら桜花の季節で暖かい。留守の間に仮に下げていた上布の暖簾ですが、そのまま初秋までいくことに。ってことで、まっさらは棚奥でもうしばらくお休みに。
ついでに今年も階段の電笠を暖色から寒色に。仕事の合間にデンと尻を置き、一息入れるボクの休憩場所であり、またグラス片手で座するBARでもございます。ゆえにわが家でいちばん心が落ち着く照明としとります。んで、去年と同じ。
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