今月で、また同じ川越市内の豆腐屋さんが廃業される。当店より歴史ある豆腐屋さんで、当代さんも寄る年波には勝てぬとのことらしい。これで市内は3軒残すのみ。半世紀近く営業していた仙波小学校横のセブンイレブンも終わるみたいだし、寂しいねぇ、個人商店の生き残りはどんどん厳しくなるばかりです。
先日、古書店で購入した1990年発刊の『東京の老舗(下)』で、江戸期や明治・大正時代からの老舗の特集本です。頁を開き検索してみましたら、25年後の今はその半分以上がすでに現存しておりませんでした。本所『麩一』本郷『藤むら』新橋『胡萩堂』浅草『金龍山』西麻布『和泉家』その他もろもろ・・・
ひとつ終わればまた新しいひとつが生まれる。
なら好いのだが、消えた本物はもう戻らないのだよ。
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