2008年1月19日土曜日

ジレンマ

人それぞれに趣味・嗜好・好み・があります。(当然オジも) 
友人・知人・当店のお客様の中に芸術家と呼ばれている人が多々います。
       (よく来るんだ、個展の案内状が!) 
たま~に現代陶芸のエキシビション なんぞに顔を出すと、
よい出会いもあるけど、ほとんどが冷や汗タラ~ってコトになっちゃう。
知らない陶芸家さんならさっさと帰れるが、ヘタに知っていると・・・ねぇ! 
誰でもそうだと思うけど、生活の中で自分の好みじゃない物は置いておきたくない。 
だけど何か一つでも買わないと悪いし~、なんか自分もカッコ悪い。 
一生懸命作品について説明してくれたり、
お茶や菓子などでもてなされてしまうとねぇ。
             (諦める) 
悟られないように、使えそうな器と価格を目で判別し義理でも買う。
           (結局はお蔵入りなんだけどね)
ある時陶芸家に言われた一言!
「僕は義理で作品を買ってもらうのは嫌だ、貴方の様にこの作品に惚れた人にだけに
 買ってもらうのが嬉しい」・・・・・・・・・・・・(ドキッ!嘘つきな僕)
でも・それ以来かな、自分が本当に欲しい作品だけ求めるようになったのは!
不思議なもんで、個展で欲しい物とそうではない物のの比率が5対5とか3対7
とかじゃないんだな、必ず10対0か0対10なんだよねぇ!
だから・自分が欲する作品を作る人の個展は、行かなくてもOK。
都合の悪い時など、「何か一つ取っっておいて!」って!(本当は失礼)
作品を見ずとも、それでよいのです。なぜか後日届いた作品に満足するんだから。

       銀彩色絵磁器
そんなアーティストの一人、前田正博さんの銀彩色絵磁器(五客)
今日も新年のご挨拶とかで、猪口が届いた。(ラッキー)

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