お店の新築で世話になったY氏、
(世田谷の建築設計事務所の方)
赤ん坊顔なのに、(と言ってもオジより年上)
「このオヤジ、結構な場数を踏んどるな」
って思わせる風貌と、(威圧感)
「おいっ、どーやればそんな身体になるの?」
って感じのTank(タンク)系の肉体をしていた。(迫力満点)
初顔合わせのとき、
笑顔なのにぜんぜん目が笑っていなかったっけ。
建築関係なんて海千山千の魑魅魍魎の跋扈する世界、
不動産や建築の契約を担当していたわけで、
当然と言えば当然のことですが。
紆余曲折あったが、おかげさまで新店舗となり無事契約完了。
その後もひょっこり店に現れては、
「今世田谷で評判のパン屋なんですよ」
なんて持ってきてくれたり、(ほんのちょびっと)
数年して彼が会社から独立した後も、
お中元でオジの製品を使ってくれていた。(感謝)
ここ暫くご無沙汰だったが、
一昨日設計を担当してくれたS君が寄ってくれ、
Y氏が亡くなられたことを教えてくれた。
ましてや自殺で人生を終わらせていたのには、
我がカミさんもオジも、ただただ絶句してしまった。
(な、なんで?殺したって死ぬ奴じゃなかったのに)
以前「世界で一番美味い鮨をご馳走してあげる」って誘ったとき、
嬉しそうに鮨をつまみながら、ゲップが出るほど語ってくれたっけ。
(人生の裏話まで)
照れると口角をいっぱい広げ、ガキ大将のような笑顔だったY氏。
そんなこととは露知らず、今あの笑顔が思いだされてしまう。
(切ないですな)
2 件のコメント:
私もつい最近知人を自殺でなくしました。
毒舌で、お腹に溜めずなんでも言いたい放題に見えましたが、うつ病だったとか。
ほんと切ないです。
同級生さま
ありゃ、お久しぶりです。
ん~、
この頃、人生を生き抜く難しさを痛感します。
あの日東銀座の交差点で、
「また鮨食おう!」と約束して別れました。
大きな身体で短い手足、
その短い手を振りながら雑踏に消えた奴。
(やっぱ、切ないですなぁ)
同い年の娘を持つ者同士でした。
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