こんな飾り絵皿を亜米利加の加州のアンティーク屋で購入する。以前に紐育のエンパイアステートビルディングのも購入した縁で、今回は市俄古のリグレービルディングも入手した。どちらも1930年代のスーベニアで、おもしろいことに「Made In Japan」の印のある日本製なのだ。たぶん瀬戸あたりから輸出された品です。うれしいねぇ、手書きで着色されてますよ。戦前のニッポン製だもの、手間の割には安い賃金だったことでしょう。そんな貧しい日本から、外貨獲得のために海を渡ったキッチュな美術品であります。こんな絵皿にもあった流浪の時間を、思えば思うほど無性に愛おしいです。
「よくぞご無事で、お帰りなさい」
2 件のコメント:
猛暑のこと、お見舞い申し上げます。
アメリカのカリフォルニアのアンティークショップで?オンラインですか?
私もこちらでMade in Japanの陶器を見かけると、私も色んな想いがめぐり、
持ち帰らずにはいられらなくなります。
飾り絵皿でMade in Japanはほぼ見かけたことはないですが、、、
また、素敵なコレクション楽しみにしています!
Naomiさま
猛暑見舞いありがとうございます。
米国カリフォルニア州トーランス市の『アンティークス季乃恵堂』さんの品をネット(オークション)で買ってます。
オキャパイドジャパンよりも前、たくさんの安い焼き物が日本の港から旅立っていたのですね。そのほとんどはアメリカの土となり、こんな風に生き残った皿はモノ語らぬ時代の生き証人のようで愛おしくてね。
ボクのコレクションなんて、、、恥ずかスィ~
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