2022年11月1日火曜日

Nukasu

45年間、豆腐製造業を営んできましたが、自身の代で豆腐屋は終わらせようと考えております。まぁ行けるところまでは行くつもりですが、還暦を過ぎると何が起きるか分かりませんからね。いずれ伝説に。(ナニをぬかす)
ところで身体が動ける間にもうひとつの表現をしてみたく、ただ今空間(スペース)を探しております。この街でリノベーション可の物件がありましたらお教えください。路地奥だろうが廃屋だろうが、古い洋服ダンスの裏扉が入り口の様な物件が希望です。だって、普通ではないこのボクが考えてることだもの。


久しぶりに漆作家・若林 幸恵さんのエキシビションにて大椀を二つ入手する。椀縁は丸とスクエアな形状違いでしたので、どちらと選べずにどちらとも手中にいたしました。刳りモノの椀は、見ての通り太古の神器に通ずるようなフォルムです。ギャラリーで対座したとき、托鉢僧の鉄鉢にも、また円空仏の蓮台にも重なってしまいましてね。この神々しさは椀(器)なのかオブジェなのか、よぅ分からんので当分オブジェで。
若林 幸恵女史、例えるなら『リボンの騎士』のサファイアでございます。




2 件のコメント:

SMILE さんのコメント...

こんばんは。僕的には、先輩は断然パリがお似合いですけれど。

先輩が考えていることなら、きっとパリに比肩する結果をそちらの街でも表現されることでしょう。

それはもちろん軽ろやかに諸々を翔び超えて伝説になるとは思いますが、そうなるのはできるだけ先延ばしにして欲しいと願っております。

なごり雪 さんのコメント...

SMILEさま
いつもいつも感謝いたします。子供の頃、よくテレビ漫画の『ディック・トレイシー』を観てました。そして大人になったボクは、きっとニューヨークで生活しているんだろうなと。そして今、キミを羨んでます。