正月過ぎたら静かです。
声高に「ヘイ、らっしゃい」「おこしやす」的な商売ではないので、
冬眠のような、モグリでやってるような、そんな日々を送ってます。
んで、暇に飽かして買いモン(ヤフオク)三昧です。
と言ってもそれはそれ、
「珍しくて面白いモンを!」コレがアタシの鉄則です。
たとえ肉親一同に、(とくに女ども)
「こんなモン買って、馬っ鹿みたい」
なんて言われてもね。
今日は昭和30年代の化粧品3点なんだね。
パッケージコレクターのアタシ、
ましてやデッドストックの美品となりゃ、
どーしても欲しくてたまらんのだ。
ケンシ(ケンシ精香)
『純質植物性ポマード』
透明プレスガラスで、
中身の若草色のポマードがいい感じ。
養毛剤・コレステリン配合だそうです。
おお懐かしいやんけ、
リージェントな友人たちが使ってた、(1970年代)
原宿『クリームソーダ』のとすっかり同じ香り。
ケンシ精香自体は、今も千住に存在してました。
アラバスターガラス製の壜は、
カネボウ(鐘淵化学) 『バニシングクリーム』と、
マスター(東京尚美堂) 『コールドクリーム』なんだな。
50年から昔のモンですから、
箱の多少の傷みはご愛嬌。
レトロとろとろで御座います。
優しくそっと開けてみた。
ああ、懐かしい香り(匂い)だぜ。
そーか、あの頃の東京の匂いだ。(んな気がする)
ヴィンテージですぜ、今が塗り時なんだな。
欲しい人は来店時に言ってね。
お顔、もしくはヘアーに塗ったげるよ。
(中身はかなり劣化しとるけど)
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